国土交通省より平成17年5月18日に
コンクリート構造物について新しい通達が発表されております。

新技術を活用したコンクリート構造物の品質確保の取り組み
 〜非破壊試験を用いたコンクリート構造物の品質管理手法の試行について〜
具体的には、1m×1m以上の範囲を、数カ所において
鉄筋のかぶりや間隔を測定すると言うものです。

対象は橋梁上部及び橋梁下部工事とされており、
前者が電磁誘導法、後者が電磁波レーダ法にて測定するというものです。
電磁波レーダ法による比誘電率分布については、
独立行政法人土木研究所より計算するEXCELファイルが公開されています。
http://www.pwri.go.jp/jpn/tech_inf/download.htm

測定後の規格値は
鉄筋測定中心間隔の平均値:設計間隔±φ±10mm
かぶり:設計値+φ×1.2以下、設計値-φ又は最小かぶり×0.8以上

詳細は以下をご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/13/130518_2_.html