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「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005」の策定について
が、3月15日、国交省のホームページ新着情報に掲載されました。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/13/130315_.html

年度末ギリギリに発表できたといったところでしょうか。
推進本部についても、今まで検討する部署人員の入れ替りが数年おきにあったため、なかなか進まなかったのですが、下記の通り改訂されるようです。
・官民の意見交換組織を一本化する。
・一本化した官民組織を、推進本部のもとに設置する。
・幹事会にてアクションプログラムのフォローアップ及び見直しを、作業部会にて個別取組間の調整を行う。 (HPより)

(1)情報交換、(2)情報共有・連携、(3)業務プロセスの改善、(4)技術標準、(5)国際交流・連携を基本理念と設定していましたが、これまでは、(1)情報交換について環境が整いつつあるため、さらなるコスト縮減、品質確保、及び事業執行の効率化を図るために、加えて(2)情報共有・連携及び(3)業務プロセスの改善を取り組むために策定されたとされています。

目標を18項目に分けて設定され、それぞれについて詳細に記載されてました。

【現場としては】
・継続的にCADはSXFを基準に、データ取扱いの軽量化
・CAD図へのさらなる情報(XMLにて)の添付
・発注者との情報交換/共有の効率化と電子納品へのスムーズな移行

発表された18項目の目標。
(1)情報交換
【入札契約】
目標-1.入札契約情報の提供方法の工夫による情報収集効率の向上
目標-2.入札説明書のインターネットを通じた配布による調達手続きの効率化
目標-3.契約手続きの電子化による調達手続きの効率化

【電子納品】
目標-4.CADデータ交換標準の改良による情報交換の効率化
目標-5.3次元情報の利用を促進する要領整備による設計・施工管理の高度化

(2)情報共有・連携
【入札契約】
目標-6.入札契約手続に関するシステム間連携による調達手続きの効率化
【電子納品】
目標-7.地質データの提供による調査分析・施工計画の精度向上
目標-8.施設情報を提供して技術提案募集によるコスト縮減と品質確保
目標-9.完成図を利用した管理図の蓄積・更新の迅速化・効率化
目標-10.維持管理データベース更新の迅速化・効率化
目標-11.GIS管理図に重ね合わせた施設情報管理の効率化
目標-12.現場からの情報取得による作業の効率化
目標-13.情報モデルの管理によるシステム間の情報交換・共有・連携の促進

【共通】
目標-14.取組状況の公開と研修テキストの共有による全国的展開の促進

(3)業務プロセスの改善
【電子納品】
目標-9.(再掲)完成図を利用した管理図の蓄積・更新の迅速化・効率化
目標-10.(再掲)維持管理データベース更新の迅速化・効率化
目標-15.数量計算をCADで可能とする体制整備によるコスト縮減

【工事施工中の情報共有】
目標-16.工事施工中の情報交換・共有の効率化

(4)技術標準
目標-17.情報共有・連携に向けた必要な標準の整備

(5)国際交流・連携
目標-18.CADの高度利用へ対応した国際標準機関との連携