電子納品対象工事の場合、
CDに納める書類の種類は、基本的に事前協議にて決定します。
かなりの工事で事前協議がされるようになりましたが、
まだまだ、様々な事情でできない所や形式だけの所が多々あります。

先日も、事前協議が行われていない工事現場があり、
電子納品のフォローをしに行きましたが、
何の書類を納品するのかも明確になっていませんでした。
発注担当者に聞いても、何も分からないようで、話にならないとのことでした。

そんなとき、手っ取り早いのは、
発注者から見本になる他社の納品CDを借りてきて、
同様にすればよろしいか、確認を取ってくることです。


後は借りてきたCDの中身を見て、
納品する書類の種類とその場所を確認すれば前に進むことができます。


余談ですが、
電子納品CDには、納品するための書類のデータ(WordやExcel、CADなど)と共に、XMLファイルというものが入っています。この、XMLファイルには、書類データの詳細な事項が記されています。
ただ単に、このファイルを見ただけでは見にくいので、
電子納品のビューワを使用すると見やすくなります。
http://const.livedoor.biz/archives/50363582.html

また、常に電子納品をにらんで、ファイルを整理しておけば、
納品時に苦労することはなくなります。
ファイル整理方法については、また紹介させて頂きます。

参考
電子納品事前協議記入例 (建設情報化協議会より)
http://www.const-ic.com/sub_cont/seikahin/nouhin-checksheet.pdf