7/20に開催された「建設情報標準化セミナー2007」について詳細いたします。
JACICサイトに動画もアップされました。
http://www.jacic.or.jp/movie/hyojun_semi/
15:30~
コード/分類体系検討小委員会成果報告(千葉工業大学工学部建築都市環境学科准教授)
=ミッション=
建設情報に係わる標準化ビジョン
1.円滑な電子データ流通基盤の構築
2.統合的な電子データ利用環境の創出
→用語とコードの共通化
=コードの共通化=
・CORINSとTECRISでも発注機関コードが異なる
→同じ部署であっても異なるため、異なる期間・組織ではさらに難しい
・統一化が難しいのであれば、お互いに連携できるよう交換標準を策定する
=用語の共通化=
類義語や同音異義語をJCCSにて体系化(共通辞書の作成)
・JCCSとは、建設情報標準分類体系:Construction information Classification System in Japan
・約1万語整理したが、このままのペースでは時間がかかるので、Wikiを使用して用語情報を収集する
・「JCCS Wiki」によって類義語を明確化→JCCSへ反映
・用語の収集が進めば、ATOKやIMEなどのインポートファイル(ユーザー辞書)を検討
・今後の方向性は、JCCSの適用性の向上とWikiの運営委管理等
みんなで創る建設辞書(JCCS Wiki)
http://jccswiki.csis.u-tokyo.ac.jp/
=JCCS Wiki について=
・現状はデータが集まらないことが懸念されるため、誰でも書き込めるようになっている
・書き込まれた内容にチェックが必要になれば事務局と相談する
「JCCS WIKI」には、ウィキペディアのために作られたソフトウェア「MediaWiki」を使用しているようですhttp://www.mediawiki.org/wiki/MediaWiki/ja
個人的意見:「JCCS WIKI」はどこまで盛り上がるのでしょうか?システムを作ったら、終わりといった感じにも受け取れました。大事なのは、これからの運用かと思います(この運用がCALSの弱いところです)。
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書き込んでみようかという話しになったのですが、
「正確に! 適当というわけにはいかないね」
「ちょっと面倒だね」
「誰かが書くまで待とうか」
「書き込まれたものが間違っていたら直せば良いのでは!」
・・・となってしまいました。