今頃ですが、
工事写真を電子納品で提出するのであれば、画素数は1280×960(120万画素)に設定しましょう!
(1280×960が設定にない場合は、120万画素程度に)
民間工事などでも、200万画素あれば十分です。


先日聞いた話ですが、竣工検査時に写真が重すぎて開かず、
検査官から「デジタル写真管理情報基準を分かっていますか?」という質問に、「分かりません」と答えたという、なさそうで本当にあった話。
さらには、設定によって撮影するときの画素数を変更できることが知らない方も。

現在でも、デジカメを購入したときの設定のまま、工事写真の撮影に利用している現場が多いのではないでしょうか?

写真管理情報基準(案)平成18年1月には、
「有効画素数は黒板の文字及び撮影対象が確認できることを指標(100万画素程度)として設定する」とあります。

関東地方整備局 電子納品に関する手引き(案)[工事編]には、
「100 万画素程度(ファイル容量は300~600KB 程度):各メーカーによって違いはありますが、工事現場用に画素数100~120 万画素(ファイル容量300~600KB 程度)の設定ができるデジタルカメラも普及しています。」とあります。

その他、各都道府県の基準・要領・ガイドラインには、120万画素程度とあります。

左は120万画素程度、右は300万画素程度。
1280-9602048-1536
液晶ディスプレイで見る限り、違いは分かりません。また、電子納品の場合、編集は認められていませんので、切抜きなどを目的(アップ)とした高画素数での撮影は無意味になります(画素数を落とすことも基本的にはできません)。