紙図面をファイルに綴じて、現場に持ち歩いている方も多いかと思いますが、いつも持ち歩いているデジカメで図面データを見るのはいかがでしょうか?

最近のデジカメは表示する画面も大きいうえ、液晶もきれいなので、寸法などをはっきりと読みとることができます。
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当日必要なものや見る回数の多い図面は紙で持ち歩き、たまにしか見ることがない設計図面などをデータにしておくと、持ち歩く図面の枚数が少なくてすみます。

準備としては、図面を画像化(Jpeg化)する必要がありますが、AdobeのAcrobatなどがあれば、PDFから簡単にJpegに書き出すことができます。
ただし、JpegファイルをデジカメのSDカードなどの記録媒体に保存しただけでは、デジカメには表示されませんので、以下の点について注意が必要です。

パソコンで作成した画像データ(Jpegファイル)をデジカメで再生する方法(例はオリンパスの場合です)
1.ファイル名をデジカメが作成するファイル命名規則に従ったものにする
例:P2290001
2.デジカメ内の写真データが保存されているフォルダにデータを保存(命名規則に従っていれば、新しいフォルダでも可能)
例:「DCIM」→「100OLYMP」
3.画像の画素数(解像度)をデジカメの設定と合わせる
例:1600×1200ピクセルや2048×1536ピクセルなど
4.画像データにEXIF情報を追加する
EXIF完コピ」などのフリーソフトを用いて、適当な他の写真ファイルからEXIF情報を図面データにコピーする

カメラの機種によっては上記の方法で表示できない場合もあるかと思いますので、情報をコメントでお願いします。