土木現場でも有効に利用することができるフリーの三次元CADソフト「Googleスケッチアップ」の簡単な使い方を不定期更新で連載しています。

第3回目、プッシュ/プルを使って橋脚を描く

前回インポートした構造図を利用して、下記のような橋脚を書いて行きたいと思います。
橋脚完成図

1.「線」機能を利用して「面」を作成
左から2番目の「線」アイコンをクリックし、平面図の梁部分(6000mm×20000mm)の端部を4点クリックし四角を描きます。
柱面の作成
四角をつなぎ終わると、白く「面」が自動的にできるのが分かるでしょう。
SketchUpの場合、このように線を閉じると自動的に「面」が形成されます。

2.作成した「線」「面」の削除
次に長方形アイコンを利用して、同じように梁部分の面を描きますので、先ほど描いた面を削除します。
一番左側にある「選択」アイコンにて、線や面を一つずつ選択削除(デリートキー)でも良いですし、シフトキーを押しながら複数選択してから削除でも構いません。
左から7番目にある「消しゴム」でも削除することができます。
さらに、AutoCADと同様に、「選択」画面で、左側クリックしながら右側に四角をつくると、含まれるオブジェクトが選択され、右側から左側に四角をつくると、交差するオブジェクトが選択されます。

3.「長方形」機能を利用して「面」を作成
今度は、左から3番目にある長方形アイコンを利用して、1と同様に梁部分を四角で描きます。端部を2点選択すれば四角が描かれ、自動的に「面」も作成されます。

4.プッシュプルを利用して高さを持たせる
左から10番目にある、「プッシュ/プル」機能をクリックし、先ほど作成した面を選択します。その後、マウスを上部へ動かすと、柱が伸びていくのが分かるでしょう。
プッシュ/プル
そのまま適当にクリックすれば確定されますが、今回は正確に描きますので、伸ばした状態で、高さ「13900」を入力します(そのまま数字を打ち込んで構いません)。
次に、底部を同じように選択し、上部へ縮めます。
TS000338.jpg

寸法は、「12400」を入力すると、以下のように梁が宙に浮きます。
梁

5.柱とフーチングを描く
同じ作業を繰り返して、柱とフーチングを描きます。
柱:10400〜3000
フーチング:3000〜0
柱・フーチング
ここまでのスケッチアップファイルをダウンロード

6.梁と柱を「線」で結び、面を作成
柱と梁の間を4面、「線」機能で端部同士を結びます。
線線

これで、大まかですが橋脚の完成です。数分の作業でここまで描くことができるとお分かりでしょう。
橋脚完成
ここまでのスケッチアップファイルをダウンロード

「土木技術者のためのGoogleスケッチアップ入門」過去記事
第1回目、Googleスケッチアップのインストール
第2回目、AutoCADの平面図ファイルをインポート