Ver7.0で指摘されていたバグ対応として2009.8.3に公開された電子納品チェックシステムVer7.1ですが、バグが解消されていないようですので、チェックの際は注意してください(エラーについて発注者に説明する必要があるでしょう)

Ver7.0で発生していたバグ
大分類が「工事」で「提出頻度写真」が「1」の写真は、「工種」「種別」「細別」を入力しなければならないようになっているが、基準(案)のP5に写真管理区分ごとの記入目安にあるとおり、「工事」で「提出頻度写真」が「1」であっても、記入不要の項目もあるが、空欄だと下記のようなエラーが発生する

エラー内容
写真大分類が「工事」で、提出頻度写真が「1」の場合は[工種][種別][細別]を必ず記入してください。

質問に対する回答
チェックシステムにおける写真管理項目について不具合を確認しております。現在システムの不具合について対応中です。完成次第公開いたしますので暫くお待ち下さい。

デジタル写真管理情報基準(案)平成20年5月版P5にある「写真区分ごとの記入可否の目安」
写真区分ごとの記入可否の目安
(クリックするとPDFが開きます)

これに対し、Ver7.1の「はじめにお読み下さい.txt」内にある、変更履歴には以下のようにあります。
 Ver7.1(2009.08.03)
下記の不具合を修正した。
・[工事]工種に「床止工事(落差工、帯工)」を入力するとエラーとなる。
・[写真][提出頻度写真]が「0」で[工種]、[種別]、[細別]が未記入の場合に、エラーとなる場合がある。
・[その他]結果出力の印刷及びプレビューを繰り返して行えない場合がある。

よく見ると、提出頻度が「0」で工種・種別・細別が未記入の場合にエラーになるバグには対応したものの、提出頻度が「1」の場合のバグについては書かれていませんでした。

参考Q&A No.P-117
質問
「電子納品要領・基準(案)」[H20.5]等の主な改定点についてでは、「提出頻度以外の写真(撮影頻度)については、工種、種別、細別の項目をを任意記入として説明されていますが、基準(案)では、「記入は不要とし、空欄とする。」としています。
任意記入と空欄では、意味が全く異なりますが、どちらを適用すれば良いでしょうか。
回答
基準(案)[H20.5]の記述に誤りがありましたので、次のとおり修正します。
「3 写真管理項目」P4 「撮影工種区分」-「写真区分」、「工種」、「種別」、「細別」の記入内容
【誤】「提出頻度写真」ではない場合は、記入は不要とする。
→【正】「提出頻度写真」ではない場合、記入は不要とするが、任意記入も可とする。
「3 写真管理項目」P5 写真区分ごとの記入可否の目安
【誤】「×:記入は不要し、空欄とする」
→【正】「×:記入は不要とするが、任意の記入も可」
詳細については、正誤表をご確認ください。(H21.3.30)

http://www.cals-ed.go.jp/qa_sys/admin/main.php?dai_bunrui=004より