上越新幹線を東京から新潟方面に向かうと、高崎を過ぎて最初のトンネルが榛名山麓を通過する榛名トンネル、そして2番目が子持山付近を通過する中山トンネルになります。
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この2つのトンネルの間には、国道353号線とJR吾妻線、そして吾妻川が流れています。
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中山トンネルの線形を地図で見てみると、途中で不自然なカーブがあるのに気づきます。
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上越新幹線では、一般的に曲率半径4000m以上を採用していますが、ここでの曲率半径は1500mになっています。
これは、建設当時の難工事が原因で、トンネル内の一部線形を2度に渡って変更した結果だそうです。
掘ったところが出水により水没してしまい、難しい層を短くするために最大で160mほど離れたところを掘り直した歴史があります。この中山トンネルの工事が影響して、上越新幹線の開通が遅れるほどだったようです。
Wikipediaに詳細が詳しく載っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/中山トンネル

実際に、榛名トンネルを抜け、中山トンネルに入ると、非常にゆっくりなスピードになり、右カーブから左カーブ、そして右カーブに戻るのが分かります。
たった4分で通過してしまうトンネルですが、機会がありましたら減速とカーブを感じながら、当時の土木技術を感じ取ってください。