大橋ジャンクションの開通から5年、着工から約10年の時を経て、今週の土曜日に中央環状線が全線開通、いわゆる中央環状品川線が開通となります。
これにより、首都高速道路の山手トンネルは、全長18kmとなり、日本一長い道路トンネルに。

今日は、1週間後に開通を控えたトンネル内を歩いて見学することができるトンネルウォークイベントでした。
トンネルウォーク おみやげ
ただトンネルの中を歩くのではなく、トンネル内ではさまざまなイベントが行われていました。
山手トンネルウォーク

スタート地点は、五反田インターの大橋JCT方面の入口から。
斜路1 斜路2
斜路を歩いて行くと、様々な施設などがありますが、こんなのまで撮影のスポットに。
斜路3
料金所では、撮影する人たちでかなりの人がかりが。料金所の人が見ている画面もお披露目。
斜路4 斜路5
料金所を過ぎると本線に合流となります。このあたりのシールドの土かぶりは13mほど。もちろん後からセグメントを解体する切り開きで施工されています。
斜路6 斜路7
斜路8 祝開通

折り返し地点は非常口を通って反対側に移りますが、写真からもシールドトンネル同士の離れが小さいことが分かります。施工業者が違ったから、調整が大変だったことでしょう。
薄い離れ

中ではセグメントにプロジェクターで映像を映し出したり、いろんな車両が展示してあったりと、飽きさせない工夫がなされていました。
プロジェクター2 プロジェクター1
ジェットファンや消火設備、火災探知機や車両探知機などなど、様々な設備も説明してくれていました。折り返し地点では、天上からの消火設備で水噴霧デモも。
ジェットファン SOS
このあたりでは、トンネルが右側通行になっています(実際には反対車線が見えないので分かりませんが)。その理由はこの説明看板のとおりで、すばらしい発想の転換ですね。分岐の多い熊野町JCTから大橋JCTの山手トンネルにも採用されていれば、もっと素晴らしかったことでしょう。
右側通行
約3キロのウォークイベントも五反田ランプの出口で終了します(換気塔からも上がれました)。
五反田出口