割り切れない数を計算するには限界があり、Excel等の表計算ソフトでも桁数が決まっています。
そして、建設現場でも数量計算するときには、ソフトや人によって数量が異なることのないよう、数量計算の仕方が決められています(もちろん、お金の計算をするときにも)。
それが、切上や切捨、四捨五入などの「端数処理」。 数字の丸め方とも言います。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/端数処理

先日話題になった質問、「JIS丸めってExcelでどうやればいいの?」って。
どうも調べて見ると、JIS丸めのコマンドはないらしい(VBAだと簡単のようですが)。

そもそも、JIS丸めとは
「JIS Z 8401 規則A」で定められている方法で、銀行で使われることが多いため、「銀行丸め」とも言うらしく、うまく伝わるか不明ですが、Wikipediaの言葉を借りると以下のとおりです。

いわゆる五捨五入で、端数が5の場合は、切捨・切上で、上の数字が偶数になる方を採用するものです。
「偶数丸め」や「ISO丸め」とも言うらしいです。

では、Excelで計算するにはどうすれば良いのか?
上のことが分かれば、IF文を用いたりすればできそうですね(他にも方法は多々ありますが)。

「IF:端数が5なら、IF:上位の数値が偶数・奇数でRoundDown、RoundUp、そうでなければ、単純にRound」見たいな感じです。