工事現場にて第三者に見える位置に掲示する建設業許可証について、コメント欄に以下の様な質問を頂きました。

【質問内容】
 工事現場で「建設業の許可証」を掲示しておりますが、元請工事期間中で下請けの工事期間が終われば「建設業の許可証」は取外ししても良いのでしょうか。貼付場所がなくなってきて新規の下請け業者の貼付場所がなくて困っております。

まず、なぜ掲示しなければならないのかを確認したいと思います。
建設業法の第40条にその記載があります。

(標識の掲示)
「第四十条  建設業者は、その店舗及び建設工事の現場ごとに、公衆の見易い場所に、国土交通省令の定めるところにより、許可を受けた別表第一の下欄の区分による建設業の名称、一般建設業又は特定建設業の別その他国土交通省令で定める事項を記載した標識を掲げなければならない。」

ここで、別表第一の下欄の区分とは、建設業許可の29業種を示します。

また、建設業許可証の掲示サイズについては、「建設業法施行規則 別記様式第29号」に25cm×35cm以上と定められています。
http://www.mlit.go.jp/common/000186831.pdf
建設業許可証

肝心な、下請の工事期間が終われば取り外して良いかについて、明確に明記されている文章は見つかりませんでしたが、掲示を定めている法令等を確認したところ、元請工事期間中は下請全者を掲示するような記述もありませんでしたので、建設業法第40条の文章から、下請・元請に係わらず、契約工期が完了すれば掲示を撤去して良いと思われます

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工事現場に掲示する建設業許可証の指定サイズが縮小され、A3(B4)でも可能になりました
http://const.livedoor.biz/archives/52042546.html