現場主義 (建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

i-Construction・CIM・情報化・CALS

スマホで工事写真、電子小黒板を導入するには

「建設的スマホ活用」というカテゴリーを作成してかなりの年月が経過しましたが、
2017年2月より、公共工事でも、スマホ等で電子的に写真に黒板を写し込み、電子納品することができるようになりました。少しずつ浸透してきているのではないでしょうか。

先日、どのようにすれば導入できるのかと言う問合せがありましたが、
電子小黒板の導入は簡単で、アプリとソフトを導入すれば、完了です。
信憑性うんぬんがありますが、これは、対応しているアプリ・ソフトを導入すれば特に意識する必要はありません。

日建連のサイトにも導入ガイドが掲載されています。
電子小黒板

施工者のための電子小黒板導入ガイド
http://www.nikkenren.com/rss/pdf/1029/kokuban.pdf 

これも省力化、i-Constructionの一環になることでしょう。

日建連からCIMの施工事例集がPDFで提供

昨年に引き続き、日建連からCIMの施工事例集が公開されました。
48もの事例が掲載されているので、参考になります。

省力化につながっているCIM、施工記録のためのCIM、見せ方を3次元的にしたCIM、そして現場の負担になっているだろう的なCIMと。

大きなものから小さなものまで掲載されているので、自分にあったものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

CIM事例集
以下のサイトからダウンロードできます。

日建連:刊行物詳細「2016施工CIM事例集」
http://www.nikkenren.com/publication/detail.html?ci=239

 

安価な3Dゴーグルとスマホで臨場感あふれるヘッドマウントディスプレイを

ヘッドマウントディスプレイが増えてきていますが、iPhoneをセットするとヘッドマウントディスプレイになる無料の3Dゴーグルを新宿で頂きました。

こちらが、suumoの3Dゴーグル
HMD-2 HMD-1
紙でできていますが、意外としっかりしています。
3D表示になるように2画面にしたiPhoneをゴーグルにはめ込んでみれば、ヘッドマウントディスプレイの完成。

リコーのTHETAで撮影した画像で見ると、その場にいるような臨場感を味わうことができます。
THETA-3D設定 THETA-VRビュー

スマホをはめ込むことができる3Dゴーグルは意外と多くの種類が売られております。ためしにひとついかがでしょうか。

「アイコン」、「i-Construction」に勝手に期待するもの

昨年11月に国土交通省から発表された「i-Construction」
http://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000028.html

アイコンストラクションとは、簡単に解釈すると、様々な技術等を組み合わせて施工の合理化を図り、建設現場の生産性や安全性を向上させると言った感じでしょうか。
iConstruction

国交省の資料には、アイコンの目指すものは以下のように記されています。
・一人一人の生産性を向上させ、企業の経営環境を改善
・建設現場に携わる人の賃金の水準の向上を図るなど魅力ある建設現場に
・死亡事故ゼロを目指し、安全性が飛躍的に向上

そして、私が勝手に思う、いま建設現場に求められている生産性向上・安全性向上のための省力化とは

・IoTの進化による現場の総合的・統合的管理(リアルタイム把握)
・仮設構造物の形状変更や工法変更による省力化
・土工事の自動化(情報化施工の進化)
・GNSSの進化による丁張ゼロ化
・鉄筋圧接継手から機械式継手化
・フック形状から機械式定着化(TヘッドやHeadBar等)
・仮設構造物のプレキャスト化 に始まり
・鉄筋の丘組、型枠の丘組大型化、足場の丘組大型化

で最後は、
・本設構造物の大型プレキャスト化による仮設物の省力化と足場上作業の縮小

もっともっと業務スタイルを変え、省力化に努め、生産性向上・安全性向上、そして魅力ある建設現場を目指す必要があるでしょう。 (※私見です)

「OCF CIMセミナー2015」のスライド資料が公開

OCFで12/1に開催された
「OCF CIMセミナー2015」 〜CIMソフトウェアの現在と未来を語る〜
の資料がサイトに公開されました。非常に参考になります。
CIMによる建設生産プロセスのイノベーション

http://www.ocf.or.jp/cim/seminar2015.shtml

1.CIMによる建設生産プロセスのイノベーション
 宮城大学 教授 蒔苗耕司氏

2.OCFの取組み 〜OpenCIMForumの活動とOCF検定、SXF技術者検定〜
 OCF CIM技術顧問 西木也寸志

3.CIM試行事業(橋梁編)への取り組み
〜モデル作成とその利活用のご紹介〜
 OpenCIMForum 橋梁SWG 前田晋

4.これからの道路3次元設計データ交換の提案
〜LandXMLを用いたデータ交換の実現に向けて〜
 OpenCIMForum LandXMLSWG 堀井裕信

5.CIMにおける維持管理提案 2.5次元データ管理〜
 九州地方CIM勉強会/河川CIMにおけるOpenCIMForumの支援活動より〜
 OpenCIMForum 河川SWG 土屋義彦
      

土木学会による「CIM講演会2015」の日程が発表になりました

今年度も土木学会国土基盤モデル小委員会、ICT施工研究小委員会によるCIM講習会が開催されます。昨年より内容も更新されているようです。

http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/45

CIM講演一覧

発表によると内容・時間は以下のとおりです。
 13:00-13:05 開会挨拶
 13:05-14:05 国土交通省の取組み
 14:05-14:45 米国・欧州CIM技術調査報告
 14:45-15:00 休憩
 15:00-15:50 CIM技術検討会の取組み
 15:50-16:20 今、CIMで出来ること UAV
 16:20-16:50 今、CIMで出来ること
 16:50-17:00 閉会挨拶

東京会場の申込みはこちらから。
http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/46 
 

建設ITガイド2015に現場主義的CIMファーストステップアップ

新発行されたおなじみ経済調査会の「建設ITガイド2015」。
今年も簡単ではありますが、執筆させて頂きました。

今年は、CIMへのファーストステップアップと題して、
「まずは3次元図面を書いてみる」ということで、スケッチアップへのさわりを書かせて頂いております。

その他にも、現状や今後の行く末を見ることができるので、オススメです。

【山政睦実×現場主義】

「東京都CALS/ECアクションプログラム2014」が策定されました

平成26年4月1日、東京都建設局から、「東京都CALS/ECアクションプログラム2014」が公開されました。

東京都CALS

東京都建設局サイト
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/cals/pass.html

これは、前回のアクションプログラム2009の計画期間が終了するため、新しく策定されたもので、以下の様なことが書かれています。
・システム間連携の段階的実施
・業務プロセスと利用システムの関連性の見直し検討・実施
・地理情報データの有効活用

【電子納品】電子媒体(CDやDVD)のラベル印刷(ブラザー編)

最近の現場では、ブラザー(brother)のプリンター(スキャナ等一体型の複合機)の普及が増えていますが、

そんな中、ブラザープリンターで電子納品の媒体ラベル様式を作成しましたので、アップいたします。

作成した機種は、DCP-J952Nで、「NewSoft CD Labeler」というソフトにてCDやDVDのラベルを作成します。

CDラベル
http://const.livedoor.biz/file/LABEL(BROTHER).CLS 
  ↑ 右クリックにて、「名前を付けてリンク先を保存」にてダウンロード

家入さんが書かれたCIM入門ブック「CIMが2時間でわかる本」

日経BPより家入さんが書かれたCIMの入門本「CIMが2時間でわかる本」がクリスマスに発売されます。
そもそもCIMとはなにかというところから、活用されている事例まで紹介されているようです。

CIMが2時間でわかる本
【送料無料】CIMが2時間でわかる本 [ 家入 龍太 ]

CIMの考え方から活用事例まで網羅!
 •CIMとは何か --- 図面はCIMモデルから切り出す
 •CIMでできること --- 土量からボルト1本まで拾える
 •CIMの導入方法 --- ソフト購入と講習費用の相場
 •解析とシミュレーション --- 耐風設計から街の風通しまで
 •CIMを使った施工と維持管理 --- 重機を3Dデータで自動制御
 •測量技術と地理情報システム --- 構造物の形や地形を3D計測
 •CIMに関連する技術 --- 交通や天候をリアルに再現
 •CIMと連携する周辺機器 --- 3Dプリンター、3Dレーザースキャナー
 •CIM活用事例 --- 黒目川調整池、デンバー国際空港

日経BPケンプラッツに詳細があります
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/books/ncr/20131212/644269/

「TS出来形管理の使用原則化」の通達はこちら

TS出来形の使用原則化の通達のありかについて、問い合わせがあったので、記事にしておきます。

国土交通省大臣官房技術調査課からの通達には、「平成25年度の一般化に向けて普及措置を講じてきた情報化施工技術のうち、普及状況等を踏まえ、「トータルステーションによる出来形管理技術(土工)」については使用原則化することで、技術の定着を図ることとし、別紙「情報化施工技術の使用原則化の実施方針」を定めたので、これに基づき実施されたい」とされています。

適用される工事や評定点については以下のとおりです。
平成25年4月1日以降に契約された工事
・使用を原則とする情報化施工技術は、トータルステーションによる出来形管理技術(土工)「TSを用いた出来形管理要領(土工編)」に基づき出来形管理を行う情報化施工技術
・使用を原則とする工事は、10,000m3 以上の土工を含む「TSを用いた出来形管理要領(土工編)」が適用できる工事
・工事の発注にあたっては、特記仕様書にて使用原則を明示する
・情報化施工技術に関する調査を実施する場合は調査に必要な費用を計上する
・工事の監督・検査にあたっては、監督・検査要領により対応する
・使用原則化工事においては、創意工夫における「施工」において、加点は行わない

情報化施工技術の使用原則化について(H25.3.15)
http://www.mlit.go.jp/common/000994630.pdf

OH000108

「CIMに関する講演会」、金沢と東京会場の募集が始まってます

土木学会が全国で開催している「CIMに関する講演会」を先日紹介しましたが、
http://const.livedoor.biz/archives/52144914.html
VL00010

金沢会場と東京会場の詳細が発表されました。

11/27 金沢会場
http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/19

12/9 東京会場
http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/24

11/15 大阪会場
http://committees.jsce.or.jp/cceips12/

申込みは土木学会のこちらのページになります。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp

2013.11.9 記事更新

「CIM」に関する講演会、広島と仙台の詳細が発表されました

土木学会が全国で開催している「CIMに関する講演会」を先日紹介しましたが、
http://const.livedoor.biz/archives/52144914.html
VO00026
広島会場と仙台会場の詳細が発表されました。

10/2 広島会場
http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/18

10/10 仙台会場
http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/17

申込みは土木学会のこちらのページになります。仙台会場はまだのようです。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp 

名古屋会場は144名の募集に対して、残35名のようです。 

土木学会全国大会研究討論会「CIMと情報化施工の現状、将来」

明日9/4 から土木学会の全国大会が津田沼の日大生産工学部で開催されますが、
その中のひとつとして、CIMを話題とした研究討論会があります。

【研02】9月4日(水) 16:15-18:15
「CIMと情報化施工の現状、将来 〜産・官・学の立場からの建設生産システム合理化提案〜」
37号館405教室 会場名:-8

CIM

内容は以下のとおりです。
建設生産システムの新たな取組みとしてCIM の導入が開始されている。本講演会は、CIMの現状として試行業務の状況や情報化施工の技術開発動向等を紹介するとともに、産(設計者、施工者)、官(事業発注者)、学(技術開発者)の立場から、建設生産システム合理化の方向性について、パネルディスカッション形式にて提案を行う。

平成25年度土木学会全国大会 研究討論会一覧(日本大学生産工学部津田沼キャンパス )
http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/system/files/kenkyutouron_prg2013_2.pdf 

土木学会全国大会サイト
http://www.jsce.or.jp/taikai2013/index.html 

土木学会が「CIMに関する講演会」を全国にて開催中

土木学会主催の「CIMに関する講演会」が全国にて開催されています。

土木学会、国交省、地方整備局、JACIC、建コン、日建連と幅広い組織から取り組み内容や実施内容を発表しています。
VO00027

土木学会 「CIMに関する講演会」
http://committees.jsce.or.jp/cceips07/node/15

公式サイトによると、今後の開催予定は以下のとおりです。
VO00026

 日程    開催地
7月5日   札幌(終了)
7月17日  福岡(終了)
9月27日  名古屋
10月2日  広島
10月10日 仙台
10月16日 高松
11月15日 大阪
11月27日 金沢
12月9日  東京

申込みは、土木学会の講習会サイトからですが、他の会場の申込みはまだ始まっていないようです。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp

「CIM技術検討会 平成24年度報告」が公開されました

JACICサイトに「CIM技術検討会 平成24年度報告」がCIM技術検討会の中間報告として公開されました。
 ・平成24年度報告[PDF:6,942KB]
 ・巻末資料1.CIMに関する用語集[PDF:421KB]
 ・巻末資料2. 3次元CAD、解析ソフト一覧[PDF:260KB]

中には、CIMの概念を先取りした先駆的事例がいくつか紹介されているので、「CIMとはなにか?」について、イメージが湧くかもしれません。
また、当面の目標と将来の目標も書かれているので、方向性も見ることができます。
当面の目標

よく使われる「フロントローディング」もこんな感じでイメージされています。
フロントローディング

JACIC「CIM」に関する情報
http://www.cals.jacic.or.jp/CIM/index_CIM.htm

関東地整にて「CIM」や「耐震性向上」に関するセミナー

関東地整にて、下記のような講演会が開催されます。17日は今話題のCIMに関する内容をJACICから、18日は河川堤防や道路盛土の耐震性向上に関する内容を土研から発表されます。締切は1/8までです。

以下、関東地整ページより
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kangi_00000030.html

建設技術者を主な対象に、建設技術や建設技術の開発・活用の取り組みについて情報を発信し、公共工事に係る土木技術者の知識の習得及び土木技術の向上を目的として、「第7回技術講演会・出展技術発表会」を開催いたします。

 日時:平成25年1月16日(水)、17日(木) 13時00分〜17時00分頃(受付12時30分〜)
 場所:さいたま新都心合同庁舎1号館 2階講堂
     埼玉県さいたま市中央区新都心2−1
 内容:技術講演会
    【1日目】
     「CIMが目指す理想を実現するために」
      講演者:一般財団法人 日本建設情報総合センター 建設情報研究所
      研究開発部 建設ICT推進グループ長 元永秀氏
    【2日目】
     「河川堤防・道路盛土の耐震性向上の考え方」
      講演者:独立行政法人 土木研究所地質・地盤研究グループ
      土質・振動チーム 上席研究員 佐々木哲也氏
 参加費:無料

国交省•JACIC•建コン•日建連•土木学会が講師にそろった「CIMに関する講習会」5

国交省、JACIC、建コン、日建連、土木学会が講師にそろった土木学会主催の「CIMに関する講習会」に参加してきました。

昨今話題のCIMについて、これだけ幅広い分野から講師が集まったセミナーは初めてではないでしょうか。

非常に興味深く、聞くことができましたので、個人的に気になったキーワードをまとめてみました。

画像1


1.国交省技術調査課からは「CIMをとりまく諸情勢と今後の展望」
画像1

・以前、建設業は儲かっていたが、現在の利益率は厳しい
・建設生産システムの効率化としての様々な取り組み
・CIMの狙い
受発注者双方に対してより効率的な建設生産システム
建設生産システムへの民間技術の積極的な活用
より質の高い維持管理方法の導入
・最初の段階で苦労すれば、あとが楽になる、フロントローディング
・検討体制は、1.CIM技術検討会、2.CIM制度検討会、3.CIMモデル事業

2.JACICからは「CIMが目指す思想を実現するために」
画像1

・ICTを利用することによって新しい生産システムができる
・ワンストップサービス、現場で発生したものを現場で処理するためのツール
・CIMは社会実験の段階、産学官連携で知恵を出し合う
・基準づくりから入るのではなく、モデル工事を進めながら課題を解決して行くことが重要(佐藤技監(当時))
・CIMに関する知識や技術の習得、発注者も含めた人材育成が大事
・ICTが成功した事例の紹介、成功事例からも普及を目指す

3.建コンからは「設計からのアプローチ」
画像1

・CALSとCIMは大きく違わない
・3D図面に目が行きがちだが、データをどうやって回していくかということも重要
・Revitを用いて、数量算出をデモ、自動積算も理論的には可能となる
・現時点での可能なCIMモデルを紹介
・CIMに必要なソフト、大塚商会のサイトに各ソフトの連携が公開されている
・構造系のデータ連携はIAIで策定中のST-BRIDGEが利用できる
・CIMでは、設計者は、うまく施工できるデータをつくることが必要となる

4.日建連からは「施工CIMへの取り組みと課題」
画像1

・CALSはデータストックモデル、CIMはデータ進化モデル
・CIM=形状情報+属性情報、CIM+活用=?
・躯体や鉄筋組立の実モデル事例の紹介、ArchCADを使用

5.土木学会からは「CIM:学、経験、国際の観点からの提言」
画像1

・オブジェクト指向技術の誕生により大きく変化したが、建設分野は遅れた
・コンピュータや機会が読み込んで理解できるオブジェクト指向技術に基づいた3次元モデルに移行しなければ、21世紀の本当の情報革命には乗り遅れる
・現在の3次元モデルは施工側から始まっている、設計側からは連携されていない
・日本の土木・建築はガラパゴス化、欧米のCivilとArchとは認識が異なる
・今までのプロジェクトは甲乙・閉鎖的・非協調的であったが、これからはフラット・オープン・協調的になる必要がある
・デザイン・ビット・ビルドからデザインビルドへの変革も必要
・CIMには情報学の基礎が必要、国際的な活動状況を注視

アジア建設IT円卓会議 記念講演会、各国のキーワード

土木学会土木情報学委員会と日本建設情報総合センター(JACIC)の共済で開催されているアジア建設IT円卓会議の前に開催されている記念講演会で、今回で第8回目(円卓としては最終回、次回からは(アジア)土木情報学国際会議)になるそうです。
今回の公演も、日本、中国、韓国、香港、台湾、シンガポール、オーストラリアの最新建設情報を聴くことができました。

公演詳細
http://www.jacic.or.jp/topics/2012070501/acit_memorial_lecture.html
2012-08-03 17:24:42 写真1

記念講演会資料
http://www.jacic.or.jp/acit/download_j.html

以下は、私が個人的にキーワードをメモした内容です(個人的理解となりますのでご了承ください)。

【日本】
・「土木情報学」、情報利用技術委員会から土木情報学委員会に名称変更。
学問にするための条件は、学問体系・サイエンス・論文集
・日本と欧米では、土木・建築の分け方が異なる
・ICCCBE2016は大阪にて開催予定
【中国】
・2008年北京オリンピック、2010年上海世界博覧会などのイベントと共に大きく発展
・原動力としては、行政指導、行政による研究プロジェクト、大型公共プロジェクト、行政要求、自発的技術発展
・2011-2015建設業情報化発展計画要領
・斜張橋とアーチ橋は世界一のメインスパン
・上海世界博覧会にてBIM技術が活用された
・行政要求に権力があり、2010年までに情報化要求を行い、2012年までにほぼすべての特級ゼネコンが合格
【韓国】
・国がBIMを推奨し、政府が様々な政策を行っている
・土木分野では基準作りも遅れているのが現状
・韓国ではCIM利用による、より良いプレゼン(可視化)ができることは有効となっている
・CIMにもIFC(オブジェクト指向型基準)を活用がキーワード
・実際のCIM活用事例の紹介、重機や人の動き、労働側面についてもシミュレーション
・国としてもBIM(CIM)を進めていくが、公共投資の資金が不足しているため、導入スピードが減速している
・土木工学(CIM)についてもトレンドは理解されているが、どうして良いかわからないと言うのが現状
【香港】
・廃棄物処分場がほぼ満杯、グリーンビルディングが必要
・香港では、ハイテクへの導入には慎重であるが、BIMが増えている
・マテリアルハンドリングモデル
・環境を配慮した建物の解体も含めたライフサイクル評価にBIMを用いる研究が必要(例えば生コンが運ばれるまでに発したCO2など)
【台湾】
・BIMセンターが台湾の中でいくつか設立されている
・複雑な地下埋の中でBIMを活用した事前協議など、BIM活用の事例紹介
【シンガポール】
・シンガポールでは政府が教育訓練などに積極的
・アップダウン(地中を施工しながら地上階も施工)工法による生産性アップの事例紹介
・政府はアメムチを上手に利用している
【オーストラリア】
・二本の柱、BIMとAR
・ナショナルBIMガイドラインが発行されている
・GreenBIMを展開することで、排出量を下げるための大きな解決策になる
・BIMとARを用いて、実際の場所におけるシミュレーションの実施
・同上を用いて、組み立て指示

資料は、JACICのサイトからダウンロードできるようになると思います。
海外では、建築と土木の仕分けが日本と異なるため、建築はBIM、土木は日本のようにCIMと言う分類になっていないことがよくわかり、土木でもBIMの導入が進んでいることがよく理解できました。

JACICが地方自治体向け「SXFデータ作成要領」を策定

記者発表資料によりますと、
「地方自治体がCAD製図基準を緩和して適用する際に参考となる「SXFデータ作成要領」を策定し、社会基盤情報標準化委員会において決定された」とあります。
また、
「本要領は、CADの製図基準として遵守すべき事項と緩和を図ることができる項目を解説したガイドラインであり、自治体作成基準に一定の標準化を意図するものであります」とあります。

要約しますと、「CAD製図基準(案)」に準拠するには負担が大きいので、各自治体が独自基準を策定して乱立する前に、JACICが地方自治体向けの要領を策定したと言うことです。
SXFデータ作成要領

地方自治体向けに緩和した「SXFデータ作成要領」の策定・公開について
http://www.jacic.or.jp/hyojun/sxf20120622.html 

記者発表作業
http://www.jacic.or.jp/hyojun/press20120626.pdf 

特定のCAD形式に依存している自治体が多い中で、この要領がどのように適用されていくのかは、全くわかりませんが、発注者から求められた際は、簡略化されたCAD製図基準として、採用されるかもしれません(そのような事例がありましたらコメント頂きたいと思います)。







建設的iPad活用
スケッチアップ入門

最近のオススメ
Since 2004.11.30


リンク集


ACSが考える建設業向けASP&SaaS








難病の子供達に夢を



RCE・RCI による任意団体 CALSスクエア北海道

Comments
プロフィール
記事検索
おすすめ書籍
iPad最強活用ガイド



現場主義×建設ITガイド2012


現場主義×建設ITガイド2011


現場主義×建設ITガイド2010


現場主義×建設ITガイド2009


現場主義×建設ITガイド2008


建設ITガイド2007


建設ITガイド2006


イラストによる建築物の仮設計算
イラストによる建築物の仮設計算改訂2版

やさしいCAD図面電子納品入門改訂
やさしいCAD図面電子納品入門改訂
その他現場おすすめ
A3ラミネータ(安全看板に)


厚手のラミネートフィルム(250ミクロン)


小型無線LANアクセスポイント


小型無線LANアクセスポイント
ブログパーツ

RSS更新メール
現場主義ブログの更新情報をメールで受け取ることができます。メールアドレスを入力し、Goをクリックしてください


Powered by ブログメール
プライバシーポリシー
(登録されたアドレスはこちらから見れませんのでご安心ください)
人気記事ランキング
ブログパーツ
  • ライブドアブログ