現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

i-Construction・CIM・情報化・CALS

デジタル写真の不適切な補正・改ざんの見分け方(香川県版)

be930186.jpg







九州地方整備局より始まった「デジタル写真の不適切な補正・改ざん」ですが、
関東地方整備局の工事でも、同様のことを確認すると言われました。
確認方法については未定ですが、香川県版の確認方法がホームページ上にありましたので、紹介させて頂きます。

香川県CALS/EC
 http://www.pref.kagawa.jp/gijutsukikaku/kacals.htm
デジタル写真の不適切な補正・改ざんに対する注意事項
 http://www.pref.kagawa.jp/gijutsukikaku/kacals/nohin/Ex_Photo0512.pdf

これを見る限りでは、EXIFデータの写真撮影日が抜けているものは、疑えといった感じでした。
この方法ってどうなのでしょうか?
デジカメの日付を設定していなければ、EXIFデータの写真撮影日項目にはデータは入りません。また、最近はPhotoShopやMicrosoftPictureManegerなどを用いて写真を修整しても、EXIFが消えないようになっています(一部EXIFの書換えはありますがEXIFの撮影主要項目が消えることはありません)。
写真撮影日の空白のみで、修正を確認することは不可能なことです。知識のない検査官がこれだけを確認してきたら、説明するのが面倒そうです。

電子納品ビューワ無償配布

a6824c49.jpg





電子納品ソフト「現場図書館」を発売している日本電算から
ソフトに添付されているビューワが無償(無料)配布になりました。

このビューワは使用感もいいですし、
画面の作りも書類を見やすくするためにできています。
おすすめのビューワです。

ダウンロードページ
http://www.genba.info/download/

受注者にとっての効率的な事前協議の進め方とは (CALS/EC MESSE2006 セミナー)

本日も、CALS/EC MESSEに来ている。
最初のセミナーは、
大林組の関連会社であるオーク情報システム ビジネスサポート部 課長 杉浦氏による
「受注者にとっての効率的な事前協議の進め方とは」
 −受注者の負担軽減をテーマにした事例解説−
を聴衆しました。

私見的に要約させて頂くと、

電子納品を始めるには、
電子納品対応ソフト・書類の電子化、整理方法、CAD化の対応、現場内のネットワークなどと思いがちであるが、それより先に必要なのが「事前協議」である。

受注者としても、電子納品が最後どんな形になるのかを描いてから、事前協議を行う必要がある。
しかし、電子納品未経験者としては、難しいため、以下のことに注意する必要がある。

電子納品は大きく分けて、書類・写真・図面がある。
・写真については、様々なソフトも発売されているため、ほぼ問題はなくなっている。
・書類については、納品する書類の範囲と、そのファイル形式を決める必要がある。
・図面については、受領方法、納めるファイル形式などを決める必要がある。

これらの答えは、国交省からだされている、「電子納品ガイドライン(土木工事編)」に書かれている。
都道府県レベルについても、ガイドラインを出し、電子納品の範囲を明確にしていることろもある。
図面のファイル形式についても、受領形式毎に対応が記載されているなど、
色々と細かくポイントが書かれているので、良く読めば最終形を考えることができる。

CALS/EC MESSE 2006 パネルディスカッション

CALS/EC 2006 シンポジウム パネルディスカッション
「受発注者双方のメリットを生むCALS/ECの仕組みと運用のゆくえ」
を聴衆して参りました。

ディスカッション参加者は、
 国土交通省大臣官房技術調査課課長補佐
 大阪府土木部事業管理室参事建設CALSグループ長
 (社)日本土木工業協会CALS/EC部会部会長
 (社)建設コンサルタンツ協会情報部会CALS/EC委員会CAD専門委員会委員長
 (社)全国建設業協会CALS/EC情報交換会委員

パネルディスカッション








ディスカッションの前に、各メンバーから数分程度の講演がありましたが、その中で、国土交通省大臣官房技術調査課課長補佐より、CALS/ECの次期アクションプログラムの紹介がありました。
内容は変更の可能性があるとはいえ、かなり明確化されてました。

ディスカッションそのものは、CALS/EC全体についてというより、電子納品(情報共有)についてといった感じでした。

話の中心は以下の2点、
1.維持管理フェーズでのデータ利用を明確化し、電子納品の目的を再考する。
2.目的をしっかり持って、現場が役立てば、自ずと利用が進む。
といった感じでした。
最後の方に、電子検査についてディスカッションされていましたが、このディスカッションで時間を割くような内容ではありませんでした。

詳細として、1.は、
現在のプロセスのとらえ方が、設計・施工のみであるため、目的が明確化されていない。
社会資本の維持・管理を含めたライフサイクル全体を考え、その目的を明確化する必要があるといったことであった。

2.は、
現在の要領・基準が、その目的に沿っていないため、現場で苦労してデータを作成しても、やりがいがない。
2重・3重提出があとをたたず、電子納品しても、担当者がCDの中身を見もしない、などがあるため、確かに現場としては、無意味な物という認識が多い。
工事を施工している業者のうち、ほとんどを占めている中小企業の現場でも、目的が明確化され、やりがいが出れば、現場のCALSも進むという意見であった。

他業種のように、建設業はこの10年、生産性が上がっていないため、このCALSによって、生産性を向上させる必要がある。

ディスカッションの中で、当ブログの標題でもある「現場主義」という単語が、数回、登場しておりました。
私個人の意見としても、まさにこの「現場主義」で、このCALSに携わる、多くの人間は「現場」なのである。現場が止まれば全てが止まる。
理想と現実、このかけ離れを問題として、現実に近い理想を明確化し、その理想に現実を近づけて行くことが、問題解決となるのではないかと、個人的に思います。

CALS/EC 2006 土工協ブース

土工協








土工協のブースでは、
・協調型情報共有システム(ハイブリッド型情報共有システム)
・帳票項目のXML化:文書作成、情報共有の第一歩
が展示してありました。

ハイブリッド帳票

SXFの誤解を解く (CALS/EC MESSE2006 セミナー)

今日から明日まで、有明の東京ファッションタウン(TFT)で、
毎年恒例の「CALS/MESSE 2006」が開催されています。

その中で、テクニカルフォーラムの一つである、
オープンCADフォーマット協議会副代表理事である
大野氏の講習会を聴衆してまいりました。

大野氏のブログは、SXF技術者検定資格認定者のために、
OCFとしてフォロー目的に、平日毎日更新されているもので、
http://sxf.de-blog.jp/sxf/
現場主義からもトラックバックさせていただいています。

講習会の内容は、「SXFの誤解を解く」ということで、
SXFが使いにくいという誤解を生んでいる実例を元に、
解決する手法を具体的に説明していただきました。

特に、
・データ変換と交換の違い
・機種依存と誤解されている、使用可能なSHIFT JIS文字
・機種依存文字の解決表示方法
・ラスターデータを取扱う上での注意事項
については、参考になりました。

また、平成18年度SXF技術者検定試験公式ガイドブックは
3月に発刊予定のようです。

講習会の資料は、大野氏のブログにアップされています。
http://sxf.de-blog.jp/sxf/2006/01/post_555c.html

AutoCADユーザーのためのSXF攻略法
余談ですが、AutoDeskのコーナーで、アンケートに答えたら、これもらいました。

デジタル写真管理情報基準(案)

ebb6d49d.jpg






デジタル写真管理情報基準(案)が本日付で平成18年1月版に改訂になりました。

http://www.nilim-ed.jp/index_denshi.htm

国総研のホームページによると、改訂したポイントを以下のように述べてます。

・写真管理項目の「撮影年月日」の必要度を、「○」条件付き必須記入から、「◎」必須記入とする。
・写真の信憑性を考慮し、写真編集は認めない。
以上、2点。
これは昨年、九州で発生した写真の改ざんを受けての改訂と見られる。
http://const.livedoor.biz/archives/50250916.html

工事写真改ざん、今後は指名停止に

九州地整管内にて、工事写真の改ざんが見つかり、
今後は指名停止にするというニュースが話題になっています。

★各現場においても、工事写真の偽造は元より、
 写真の撮影日付の偽造などについては、管理を徹底する必要があります。


工事写真の改ざんについては、実は簡単に見つけることができます。

詳細は下記のブログにも書いておりますが、
http://const.livedoor.biz/archives/50195975.html

写真ファイル「jpeg」の中には、Exifというフォーマットにて、
その写真の様々なデータが埋め込まれています(数年前から採用されています)。
撮影したカメラの機種、ピントや絞り、F値、撮影年月日、時間など。

実は、画像編集ソフトにて編集後、上書き保存をすると、
このExifデータが消えてしまったり、編集したソフト名がこのExifに残ります。
ということは、何かしら写真に修正を加えたどうかは簡単に見つけることができま
す。
(承諾にて写真の明るさなどの編集許可を取っておけば、
  許可を取ったものについて修正は可能です。)

基本的には、撮影後のデータについて、撮影日付の修正はできません。
ファイルの作成日をWindows上にて変えることはできますが、
これは、Exifに記録されている本当の撮影年月日とは別物になります。

神奈川県「電子納品に関する実務説明会」

本日、神奈川県の「電子納品に関する実務説明会」に行ってきました。
章立ては以下の通りでした。
 第1部:電子納品の概要
 第2部:電子成果品の作成(事前協議含む)
 第3部:工事写真管理と電子納品
 第4部:写真ソフトと電子納品
 第5部:CADソフトと電子納品

24日にも、CALS/EC全般の説明会があったのですが、
本日の出席者のうち、2/3が継続して参加されたようです。

神奈川県としては平成20年に電子納品を全面導入する予定で、
それまで、この様な講習会を毎年実施するとのことでした。

電子納品ガイドラインについては、国総研のガイドラインを元に、
神奈川県版のガイドラインを近日公開する予定とのことでした。
国総研と神奈川県の大きな違いは、
CADデータが「P21」ではなく「sfc」を採用、
工事番号は、500万円以上がコリンズ番号からハイフンを除いたもの、
500万円未満が、発注年度の下二桁+「9999」になるという位で、
チェックシステムについても国総研版を使用とのことでした。

電子納品としては当面、写真のみを必須とし、
それ以外は全て協議によるものとするとのことでした。

神奈川県CALS/ECアクションプログラム
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/gijutukanri/gikan/cals-ap.pdf

本日の講習会で紹介されていた富山富士通の「現場名人Ver.3.0」はこちら。
富山富士通現場名人 Ver.3.0

関東地方整備局「電子納品に関する手引き」改訂

恥ずかしながら今日まで知りませんでしたが、
今年8月の「電子納品運用ガイドライン(案)」改訂を踏まえて、
関東地方整備局も「電子納品に関する手引き(案)」を
10月24日(適用は11月1日から)に改訂しました。

http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/tech/cals/0511_tebiki/nouhin_tebiki_0511.html
手引き







今回のガイドラインは、8月に改訂された大臣官房技術調査課の
「電子納品運用ガイドライン(案)」と整合性が分かりやすくなっています。
両者を並べて比較してみました。
ガイドライン01







一目で分かるとおり、左右ほとんど同じページがほとんどです。

また、異なる部分については、赤い枠線が入っています。
ガイドライン02







押印した鑑のスキャニングについては、
大臣官房技術調査課と同様の見解で、「しない」に改訂されている。

デジカメ写真に埋め込まれているExifについて

Exchangeable Image file Format
富士フイルムが開発した→全メーカーで採用
      規格化:JEIDA(日本電子工業振興協会)
Jpeg(Tiff)でファイル属性以外にjpegに埋込まれています。

フリーソフトExifReader(参考)などで見ることが出来ます(左)。
また、編集に使用したソフト名も記録されてます(右)。
ソフトによっては編集後に上書きすると、このExifが消えてしまう場合もあります。
Exif1 Exif2








WindowsXPではエクスプローラで簡単に見ることが可能になりました。
Exif3 Exif4

「電子納品・保管管理システム」の無償公開

国土交通省技術調査から、
発注者が使用している「電子納品保管管理システム」が無償公開されました。

報道資料「電子納品・保管管理システム」の無償公開について
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/13/131017_.html

CALS/EC電子納品保管管理システム
http://www.mlit.go.jp/tec/it/cals/arcsys/

申込み方法は、ダウンロード形式ではない、
申込み用紙に記入後、メールに添付するとCDが送付されてくるそうです。

ただ、無償とは言え、このシステムを構築するには、
動作環境をみるとそれなりに金額のかかるものですし、
あくまでも「保管を管理」するものなので、
内容の閲覧には耐えきれるものではありません。(特に写真データ)
検索項目もあくまでもタグのみですし、
紹介は致しましたが、おすすめできるものではありません。

電子納品保管管理システムとして、当社では「現場管理館」を導入しております。
http://www.genba.info/ims/

電子納品・CAD製図ガイドライン改訂

39f8429f.jpg
昨日、「CALS/EC電子納品に関する要領・基準」の
下記ガイドラインが改訂されました。

電子納品運用ガイドライン(案) 【土木工事編】
電子納品運用ガイドライン(案) 【業務編】
CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)



http://www.nilim-ed.jp/index_denshi.htm

電子納品事前協議記載例

CIC「知りたい」昨日に引き続き、
同じく建設情報化協議会のポータルサイトの成果品の紹介ですが、
(知りたい→成果品ダウンロード)
電子納品現場において、必ず実施する事前協議の
着手時協議チェックシートの記載例がでています。


着手時協議チェックシート
国土交通省の建設省系列の事例になります。
項目を詳細に説明していますので、
非常に参考になると思います。








要領・ガイドライン・手引き間の記載事項比較表
また、各地方整備局毎の
要領・ガイドライン・手引き間の記載事項比較表も参考になります。
地整間での細かい違いが一目瞭然です。

電子納品利活用

社内イントラである現場支援システムの図書館システムから
過去の電子納品が見れるようになりました。
図書館システムの横断検索から、工事条件を設定し、
電子納品にチェックをつけ、検索。
表示された工事の添付ファイル有をクリック。
電子納品ビューワである現場管理館の該当工事にリンクし、表示されます。
まだ数は少ないですが、
徐々に登録していきます。

「設計施工」・「異工種JV」の電子納品

今日、電子納品の打合せをしに、現場へ直行。
この工事は、「設計施工」、「異工種JV」と盛りだくさん。
結論は、電子納品を5種類に分割し提出することで了承。
5種類とは、
「設計編」、「工場製作編」、「共通編」、「上部工編」、「下部工編」
である。
それぞれの書類の一覧表を作成し、どの編に入っているかを明示する予定。
この方法が、現場での負担が一番少ないため、発注者へ申し入れた。
発注者からは問題なく了承。

しかし、大きな宿題がでた。
納品CDを下記の写真の様なファイルを作成し、同報してほしいとのこと。

これは、チェックシステムの結果や各書類の一覧表、
写真のサムネイルを印刷し、すべてを1枚ずつラミネートしたもの。
ラミネートだけでもかなりの手間である。
最後に、CDが同報されている。
局にはCDのみを提出し、このファイルは事務所で保管するだけのためらしい。
4年ほど前に大宮国道で電子納品をしたときも、
事務所独自の書類(納品CDの内訳書)を提出したが、
手間が比ではない。
これだけのラミネートとなると、意地でがんばるか、
外注するしかないであろう。

ちなみに、この工事は首都国道事務所。
これから外環や国道298号線がぞくぞくと発注されるエリア。
すでに、湾岸の近くはピアが立ってきているが、北側はまだまだである。
この方式を採用させられるゼネコンは続々と出てくることであろう。

首都国道
プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございます。
投稿日をご確認いただき、古い記事につきましては、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30








建設的iPad活用
スケッチアップ入門

Comments
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
記事検索
人気記事ランキング
  • ライブドアブログ