現場主義 (建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

安全・環境・品質関連

安全帯は墜落を防ぐ道具ではない、まずは墜落しない設備と手順を!

先日発生したNEXCO西日本における墜落事故
http://const.livedoor.biz/archives/52389998.html
今回、その事故に対する詳細な内容と再発防止策が掲載されておりましたので、ぜひ参考までご覧下さい。
墜落事故状況

箕面IC鋼上部工工事における工事中事故を踏まえた再発防止策について
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h29/0929/

安全帯は落ちないようにするための道具ではなく、万が一落ちたときに命を守る最後の手段であって、落ちれば、無傷では済みません。
安全帯の未着用が原因ですと言うのではなく、まずは墜落しない設備、そして墜落しない作業手順を取ることが大事な事だと思います。もちろん、その上で、万一に備えて安全帯を使用する!

新名神高速道路工事現場で発生した墜落事故の詳細

NEXCO西日本が進めている新名神高速道路の建設現場で墜落事故が発生し、19歳の方が亡くなりました。
メディアでは、また!と騒がれているので、すでにご存じかと思いますが、
その詳細が、NEXCO西日本のサイトにアップされていましたので、同類の事故を起こさないためにも情報共有します。

NEXCO西日本ニュースリリース
E1A新名神高速道路の箕面IC鋼上部工工事における事故の発生について
平成29年9月12日 西日本高速道路株式会社
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kansai/h29/0912/ 

「9月12日(火)午前4時15分頃、西日本高速道路(株)が進めています新名神高速道路事業において、(株)横河ブリッジ・(株)横河住金ブリッジ・(株)日本ピーエスJVが施工する箕面とどろみインターチェンジランプ橋の足場解体中に、作業員1名が墜落し死亡する事故が発生しました。」

気になるのは、AM4:15という発生時間、明け方ということなので、照明も含めて明るさはどうだったのかが気になるところです。

また、新名神の建設現場では事故が複数発生していたため、緊急事態宣言の中、開通時期を遅らせて工事が行われていましたが、下記のとおり、再度全工事をストップして安全点検が実施されます。
(2)新名神高速道路高槻ジャンクションから神戸JCT間の鋼橋上部工工事について工事を一時中止し、事故が発生した足場解体作業の作業手順及び墜落防止にかかる安全点検を実施すること
(3)新名神高速道路の他の工事においても、緊急安全大会を開催し安全対策を再度徹底すること

事故発生時の状況は下記のページにも書かれていますが、安全帯の未使用が書かれています。
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kansai/h29/0912/pdfs/01.pdf
断面図
墜落事故で多いのが、安全帯を着用していたが、未使用だったというものですが、
安全帯をなぜ使用しなかったのか?、個人の問題なのか?、設備(安全帯を使用できない)の問題なのか?、教育的な意識付けの問題なのか?
色々と原因は考えられますが、このような事故が発生することを周知して、同じような事故を発生させないことが大事です。
作業している方々の大事な命を建設現場では預かっていることを忘れずに。

AI搭載で1時間後の風速を予測する計測システム

TBS「がっちりマンデー」で取り上げられていたエコモット社の環境データ計測システム「サインロイド2」。

掲載情報
https://www.ecomott.co.jp/media/1593/

こんな感じで、1時間後の風速が表示されるため、現場においては作業をどのように進めれば良いのか判断できるので、重宝されると思います。
1時間後の風速
こんなところにもAI機能が、今後の進歩が楽しみです。

サインロイド2製品紹介ページ
https://www.gembaroid.jp/product/indication/display/signroid2.html 

7/1から足場の組立て業務に特別教育が必要になります

平成27年7月1日の法改正により、足場の組み立て等の業務には特別教育が必要となりましたが、2年間は従事経験によって作業可能な経過措置が本日で終了します。
そのため、明日からの足場組立て等の作業を行う場合は必ず特別教育が必要となります。
足場の組立て等特別教育

ちょっとした小さいものでも足場や、足場の組み替え等でも、資格が必要になりますので、足場屋さんだけでないことにご注意ください(例えば、型わく大工さんがサポの邪魔になるので足場の改造を行うとか)。

フレコンバッグを使用しての吊上げに注意

トン土のう
「トン土のう」、「1tバッグ」、「トン袋」、「トンバッグ」と様々な呼ばれ方がされておりますが、ものを入れて用いるのに便利です。
ただ、気をつけなければいけないのが、トン土のうと言うだけに、1tまでしか持ちません。比重の重たいもの、例えばコンクリート塊やアスガラを入れる際は、重量に注意が必要です。
また、とがったものを入れると、袋が破れる場合があります、中に入れるものも要注意が必要です。

便利なものだけに、使用方法を注意して使いましょう。


 

pH処理に使用する希硫酸、消防署への届出様式とその内容

濁水を処理する場合、場合によっては希硫酸を使用します(炭酸ガスの場合もあります)。
希硫酸を使用する場合、消防署への届出が必要となります。
これは、万が一、希硫酸の近くで消火活動等が発生した場合、希硫酸がここにあるので注意してくださいと言う届出になります。
届出名は分かりにくいですが、「圧縮アセチレンガス等の貯蔵又は取扱の開始届出書」という名称です。
希硫酸

詳しくは下記のサイトに、そして様式や書き方も用意されていますので、参考になるでしょう。
持参すれば、その場で説明して、受領となります。

硫酸(希硫酸)に係る規制状況【アクティオ】
http://www.eg.aktio.co.jp/product_pdf/kisei.pdf

成田市様式や記入例
https://www.city.narita.chiba.jp/sisei/download/shobo/yobou3a.html

他Google等で検索しても出てきます

歩車道等、落下物に対する防護は俯角75度

一般道等に隣接する建設現場は多くあると思いますが、地上4m以上の場所で作業する場合、作業場所から俯角75度以上の範囲に一般の交通等ある場合は、板材等を持って覆う等の落下物対策が必要となります。

これは、「建設工事公衆災害防止対策要綱」にて定められています。
「建設工事公衆災害防止対策要綱(土木工事編)」-関東地方整備局サイトより
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000006738.pdf

上記、第101(落下物に対する防護)に記載のとおりですが、地上4m以下の場合でも、危害を生ずる恐れがある場合は必要な施設を設置するとありますので、ご注意ください。

図面で確認できない場合は、下記のスマホアプリにて、作業場所からの道路等までが75度に入るかを確認することができます。
俯角75度

Vertical Check Camera - Hiroyuki KATOH
(角度設定は有料になります)

敷鉄板上に文字を書いて安全標識に

敷鉄板上に生じる段差には色をつけて注意を呼びかけたりしますが、このように簡単に文字を書くことができる形があります。
段差注意

これらを使えば「安全通路」や「左右確認」等で、注意喚起看板が簡単にできます。
安全通路左右確認
敷鉄板をキャンパスとしてアートを試してみてはいかがでしょうか。

足場からの墜落事故、安衛則に基づかない設備からが92%

厚生労働省から公開されている「足場からの墜落防止対策に関するこれまでの取組と現状」
 足場からの墜落防止措置の検証
http://www.mhlw.go.jp/・・・・・/0000021667.pdf

建設業における死亡事故の中で墜落災害によるものが多く占めることは知られていることですが、この墜落防止について、色々とまとめられております。

この中に、「足場からの墜落防止措置の検証・評価結果」という統計があり、墜落事故の分析がされております。

・事故分析対象378件のうち、足場解体時は100件で、通常作業時が278件(74%)
・安衛則に基づく措置がされていない設備からの事故が92%
・その中でも不安全行動があったものが65%
・安衛則に基づく設備で不安全行動のなかったものは5件のみ

まとめると
事故は通常作業時の方が多い
安衛則に基づく設備が重要
そして、不安全行動をしない 

こちらも最近の流行、夏でも快適な「空調服」

ファンがついていて、外気を取り込んで、首筋から頭部を冷やしてくれる空調服。最初はこんなのって思っていましたが、熱中症対策として、作業員の1割弱が着用するような時代になってきました。
意外と高価ですが、着用している人に聞くと、手放せなくなるそうです。
空調服
汗をかかなくなったとも。

ヘルメット首筋の日差しよけはクリップ式がオススメ

そーかい君が有名なヘルメット後頭部の首筋の日差しよけですが、今では様々なシリーズが登場しております。素材の薄いもの、ぬらすもの、等々。
私が注目したのは、ヘルメットへの装着方法、今回のものはセンターのみまき付けで、左右はクリップ式であごひもに固定する仕組み。これ、以外と頭部のうっとうしさがなくなりオススメです。
日差しよけ
若干異なる製品ですが、こんな感じのものです。

有名な「そ〜かいくん2」はこちら。


熱中症対策グッズ、最近の流行は「シャツシャワー」

熱中症対策グッズを色々と取りそろえていますが、最近私的な流行はこちらの「シャツシャワー」。
香りのミントグレープフルーツもいい感じに爽快感を出してくれます
シャツシャワー
 

現場主義的「熱中症予報」が活躍していました

本日見学した現場に、このサイトで公開している「熱中症予報」が貼ってありました。使っていただいているのを見たのは3回目ですが、うれしいものですね。
熱中症予報

2009年と7年も前の記事ですが、内容は変わっていないと思いますので、ぜひご利用ください。
熱中症予報一覧
http://const.livedoor.biz/archives/51681205.html 

鉄筋・コンクリートの初級編参考資料(中国地方整備局資料)

少し前の資料ですが、基本中の基本は何年経っても変わりません。
中国地方整備局のサイトにあがっている監督職員用の豆知識として、鉄筋やコンクリートについて書かれている参考資料です。
非常に分かりやすく、簡単に書かれているので、初級的なコンクリートの参考資料として役立つことでしょう。
豆知識目次 豆知識参考

監督職員のための豆知識(コンクリート編) 
https://www.cgr.mlit.go.jp/mametisiki/concrete.pdf

また、昨年作成された同じく監督職員向けの資料としてあげられた品質確保・向上の手引きも参考になる資料です。

コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案) 【施工編(監督・検査)】
https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/technology/pdf/06_concrete_tebiki_sekou02.pdf

どちらの資料も監督職員用ですが、立会時にこういったことを見られると言うことは、現場職員も同じです。

ヘルメットにつける笛、ホイッスルホルダーの種類

現場において、何かあったときや、重機等のオペに合図を送る際、吊荷の注意を促す際等、笛が活躍する場は多々あります。
そこで、作業される方々に笛を配る場合もあると思いますが、ヘルメットには色々な種類があることをご存じでしょうか。
ホイッスルホルダーは、ヘルメットの種類にあっていないと装着できないため、使用しているヘルメットの種類を確認してから注文しましょう。
h-90027

・溝なし型
・溝付き型
・全周つば付き型(トンネル工事タイプ)
(野球帽型)

ホイッスルホルダーST#670谷沢製作所製

ホイッスルホルダーST#670谷沢製作所製
価格:950円(税込、送料別)

熱中症対策、かき氷始めました、シロップ掛け放題

前回に続き熱中症対策ですが、かき氷器をおいている現場が増えていますね。
製氷機の近くに置いておいて、自由に食べられるようにしています。
かき氷始めましたかき氷器

もちろん、シロップは掛け放題ですので、多めに行きましょう。
暑いときの休憩時間には、意外と需要があるものです。

暑い日が続きますが、現場で人気な「作業服冷却スプレー」

今年は昨年より5度暑いところも多いようですが、現場でも様々な熱中症対策をされていることでしょう。

こちらのシャツクールは、スプレー式になっていて、現場で作業服の上からふりかけると爽快感が続きます。
靴下やズボンにも良い様です。
シャツクール

試してみてはいかがでしょうか。

移動式クレーンの荷を吊ったままでの走行について

クレーン規則上には吊荷走行についての明確な記載はないようですが、昭和50年の労働省通達に基づき安全上原則禁止となっています。
(中災防サイトより)
昭和50年4月10日 基発第218号「荷役、運搬機械の安全対策について」
第2 個別事項
4 移動式クレーン
(3) 作業方法
へ 荷をつって走行することは,原則として禁止させること.

ここで、「原則」とあるので、除外条件を調べてみますと、(一社)日本クレーン協会のサイトに以下の様にあります。
・クローラクレーンのつり荷走行時の安定に関する指針(JCAS 2002-2002)
 移動式クレーンのつり荷走行は、原則として禁止の通達(昭和50年4月10日基発第218号)が発出されています。臨時的で短期間の作業、代替の方法が確立されていない場合等、やむを得ない理由によりこの作業を行う場合には、つり荷走行時の定格総荷重を低減し、使用条件に制限を加えクローラクレーンの安定を図る必要があります。 
 本指針は定格総荷重の低減方式や走行速度、ジブ長さ、路面状態及びつり荷の高さなどの使用条件について規定したものです。
 JCAS 2002-2002
・ホイールクレーンのつり荷走行時の安定に関する指針(JCAS 2003-2002) 
 従来から,ホイールクレーンは定置づりでの性能だけでなく,つり荷走行での性能を定めていました.しかしながら,日本においては,つり荷走行性能を定める公的な基準はなく,製造者が独自の基準でつり荷走行性能を定めていました.一方,ISO 4305 では,移動式クレーンは,つり荷走行が行われるという前提で,つり荷走行時の条件を規定しています.これらを参考にホイールクレーンについての前記と同じ内容を規定したものです.

各指針を転載することはできません(定格総荷重、走行速度、路面の状況、吊荷の高さなどが書かれています)が、下記サイトから購入が可能です。しかし、基本は原則禁止に従うべきでしょう。

吊り荷走行時の定格総荷重表が掲載されている場合もあります
(コベルコのサイトより)

安全データシートは「MSDS」ではなく「SDS」に

「MSDS」、言わずと知れた化学物質安全データシートと言われるもので、人体や環境への影響について書かれた注意書きです。
私自身、ずっと「MSDS」と呼んできましたが、Wikipediaによると、2012年に国連によって略称を「SDS」に統一したとありました。「M」は「Material」でしたが、これを削除して、「Safety Data Sheet」になります。

近年では、施工計画書にこの安全シートを添付し、現場では該当する製品を扱う場所に掲示したりして、注意喚起をしております。万が一の時の対策についても書かれているので、掲示しておくと良いでしょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/安全データシート

安全帯の見える化、視認性向上蛍光シール

最近、安全帯の金具に赤やオレンジ、黄色のステッカーを貼っている人が増えてきましたね。
これは、下から見ていて、安全帯を使用して作業しているかが見えやすくなるように金具に蛍光シールを貼っているものです。
こんな感じのもの。
 安全帯
色は黄色が目立つかなぁと思い試しに私の安全帯に貼り付けてみましたが、どうやらオレンジ(赤)の方がくっきりしていて目立つ感じでしたので、オレンジを注文することに決めました。







建設的iPad活用
スケッチアップ入門

最近のオススメ
Since 2004.11.30


リンク集


ACSが考える建設業向けASP&SaaS








難病の子供達に夢を



RCE・RCI による任意団体 CALSスクエア北海道

Comments
プロフィール
記事検索
おすすめ書籍
iPad最強活用ガイド



現場主義×建設ITガイド2012


現場主義×建設ITガイド2011


現場主義×建設ITガイド2010


現場主義×建設ITガイド2009


現場主義×建設ITガイド2008


建設ITガイド2007


建設ITガイド2006


イラストによる建築物の仮設計算
イラストによる建築物の仮設計算改訂2版

やさしいCAD図面電子納品入門改訂
やさしいCAD図面電子納品入門改訂
その他現場おすすめ
A3ラミネータ(安全看板に)


厚手のラミネートフィルム(250ミクロン)


小型無線LANアクセスポイント


小型無線LANアクセスポイント
ブログパーツ

RSS更新メール
現場主義ブログの更新情報をメールで受け取ることができます。メールアドレスを入力し、Goをクリックしてください


Powered by ブログメール
プライバシーポリシー
(登録されたアドレスはこちらから見れませんのでご安心ください)
人気記事ランキング
ブログパーツ
  • ライブドアブログ