症状を観察すると、IMEにATOKを使用すると強制終了に(MicrosoftのIMEだとならない)。
しかたなく、テキストボックスに漢字を入力するときはMicrosoftの漢字変換を利用していましたが、5/25のバージョンアップにて解決したのでメモしておきます。
Microsoft Office
Office の編集言語を使用すると、テキスト、下線、画面のちらつきの問題が発生する
記述のとおり、バーションを最新版の1805に手動で更新したところ、なおりました。

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。
エクセルで、時間の集計を行うことがあると思いますが、通常の時刻表示ですと、24時間で1日とカウントされるため、下図の上段のように、13時間+13時間=2時間(1日と2時間)という表示になってしまいます。
これを、26時間と表示するには、セルの書式設定で、括弧([])を付けます。
同じように、60分以上の分表示や、60秒以上の秒表示も可能になります。
例えば、
合計が50時間の時、 hh:mm だと「12:00」 → [hh]:mm にすれば「50:00」
合計が150 分の時、 mm:ss だと「30:00」 → [mm]:ss にすれば「150:00」
合計が180 秒の時、 ss だと「00」 → [ss] にすれば「180」
となります。
Excelって、小数点以下の計算が苦手ってご存じでしょうか?
例えば、下記のような簡単な計算でも微少なズレが生じます。
例えば、20-19.8は0.2にはならず、計算に誤差が生じます。
このように、Excelは2進数で計算を取り扱うため、計算に誤差が生じるそうです。
「IF(○○セル=○○セル,・・・」などの数式を扱う場合は、見た目が同じ(イコール)でも、Excel内の計算結果は、イコールにならないため、あわなくなります。
Microsoftサポートオンライン
Excel で浮動小数点演算の結果が正しくない場合がある
解決策としては、ROUND関数を用いて四捨五入などを行うか、下記のようにツール→オプションで「表示桁数で計算する」にチェックを入れると良いでしょう。
MicrosoftOfficeExcelの「COUNTIF」という関数は、条件にあったセル数を表示することができます。
例えば、
=countif(範囲,1) とすると、範囲の中にある「1」のセル数を表示します。
今回は、このような質問がありました。
このcountifを用いて、杭のX軸とY軸の偏心量を表に集計したいとのこと。
このように、X軸とY軸の偏心量が杭毎に表に集計されています。
「countif」を用いての方法ということでしたが、このように複数の条件がある場合のセル数は「countif」では難しいところがあります(簡単には無理です)。
今回は、SUMPRODUCT関数を用いて集計してみました。
=SUMPRODUCT((「X変位量の範囲」=「X偏心量」)*(「Y変位量の範囲」=「Y偏心量」))
下の表は、縦軸にX方向の変位量、横軸にY方向の変位量を示し、集計したものです。
右のように立体的なグラフにすると、杭の偏心がどの辺に偏っているかが一目で分かります。
さらに、社内管理値の範囲を円で示すなどすると、創意工夫にもなるのではないでしょうか。
マイクロソフトオフィスのエクセルで意外と知られていない別シートの表をリンク貼り付けする「カメラ機能」の紹介です。
この方法を利用すると、セルの幅を気にすることはありませんし、リンクされていますので、別の場所にある元のデータを修正すれば瞬時に反映されます。
カメラアイコンをツールバーに表示
Step1.ツールバーエリアで右クリック→ユーザー設定
Step2.コマンドタブをクリックしてツール内にあるカメラアイコンをドラッグアンドドロップでツールバーの好きな場所へ。
これで、カメラ機能のアイコンがツールバーに表示されます。
カメラ機能の操作方法(今回は施工計画書を工事概要のページに貼付)
Step3.リンク貼付したい部分(工程表の範囲)を選択して、カメラアイコンをクリック
Step4.リンク貼付したい部分(シート)に移動してクリック
Step5.体裁良くなるようにサイズや場所を調整します
これで、リンク貼付が完了しました。リンクされているか試しに元の工程表を修正してみると良いでしょう。意外と使えますよ!
コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)の複合機プリンタを利用している作業所から、複数台のパソコンでエクセルが不安定(強制終了や開くのが遅い)と相談がありました。
原因は、コニカミノルタのプリンタドライバ。
コニカミノルタには、PCLとPSの2種類のプリンタドライバがあります。
Adobe製品からの印刷の場合、PCLでは不具合を起こす可能性があるため、PS(PostScript)ドライバを薦められていますし、初期設定ではこちらが通常使うプリンタに設定されます。
なぜかは突き止められませんが、この通常使うプリンタをPSからPCLに変更したところ、Excelの不具合はすべて解消されました。
さらに、転送速度(処理速度)が向上し、3枚帳票のカラー印刷も毎秒2枚程度とかなりスピーディになりました。
Excelで不具合が発生しているのであれば、PCLドライバに変更することをお勧めします(Adobe製品で不具合が出る場合のみプリンタを切り替えると良いでしょう)。
久々にピボットテーブルを活用しましたが、知っていると非常に便利な機能です。
今回、私が適用した事例は、「各現場の注文書のデータから協力業者毎の注文金額をまとめる、またどの現場で注文したか分かるように」というものでした。
イメージはこんな感じ
協力業者名 | 現場名 | ○○○円 |
現場名 | ○○○円 | |
現場名 | ○○○円 | |
小計 | ○○○円 | |
協力業者名 | 現場名 | |
・・・・ |
山政睦実
建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。