AutoCADLTの図面から座標値を取得して測量するような工事も多いかと思いますが、XY座標値を旗揚げのように引出寸法線で、しかもXY一緒(並列・直列)に表記することができるマクロがあります。

AutoCADLTの場合、座標値を寸法線で描こうとすると、下記のようにX軸とY軸が別々になってしまいます。
標準機能
が、マクロを使用するとアイコンをクリックして、点を指定すれば、下記のような旗揚げ(引出)寸法値として座標値が描かれます。
座標値表示

参考にさせていただいたのは、400万アクセスを誇るAutoCAD掲示板で有名な「mura's home」。
左側の括弧付き直列標記は下記のページを参考にさせていただきました。
http://www.mura.sh/bbs/wwwbbs.cgi?print+200302/03020007.txt

^C^C_id;\$M=;;_ucs;w;_leader;@;\;($M=$(rtos,$(index,0,$(getvar,lastpoint)),2,$(getvar,dimdec)),$(rtos,$(index,1,$(getvar,lastpoint)),2,$(getvar,dimdec)));;
(右側が表示できていませんので、トリプルクリックで上記の行を選択してからコピーしてください)

右側の並列標記は下記ページからの引用です。
http://www.mura.sh/bbs/wwwbbs.cgi?print+200604/06040086.txt
^C^C_id;\$M=;;_ucs;w;_leader;@;\;X=$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)));Y=$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)));;ucs;p;


コマンド

このマクロをアイコンに設定する方法は下記のとおりです(手元にあるLT2006とLT2000の場合)。
LT2006の場合
1.アイコンエリアで右クリック→カスタマイズ
2.コマンド一覧にある新規作成をクリック
3.プロパティ欄にあるマクロ内に上記のコマンドを貼付
4.名前とアイコンを適当に設置(寸法線併記など)
カスタマイズ
最後に作成したコマンドを寸法記入ツールバーへドラッグアンドドロップしてOK。

LT2000の場合
1.アイコンエリアで右クリック→カスタマイズ
2.コマンドタブ内、分類内にあるユーザ定義をクリック
3.コマンド内のユーザー定義ボタンをドラッグして任意のツールバーへドロップしクリック
4.ボタンのプロパティが表示されるので、マクロに上記のコマンドを入力し、名前とイメージを選択して摘要

Adec'kさんのページも参考にさせていただきました。