現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2006/02

デジタル写真の不適切な補正・改ざんの見分け方(香川県版)

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九州地方整備局より始まった「デジタル写真の不適切な補正・改ざん」ですが、
関東地方整備局の工事でも、同様のことを確認すると言われました。
確認方法については未定ですが、香川県版の確認方法がホームページ上にありましたので、紹介させて頂きます。

香川県CALS/EC
 http://www.pref.kagawa.jp/gijutsukikaku/kacals.htm
デジタル写真の不適切な補正・改ざんに対する注意事項
 http://www.pref.kagawa.jp/gijutsukikaku/kacals/nohin/Ex_Photo0512.pdf

これを見る限りでは、EXIFデータの写真撮影日が抜けているものは、疑えといった感じでした。
この方法ってどうなのでしょうか?
デジカメの日付を設定していなければ、EXIFデータの写真撮影日項目にはデータは入りません。また、最近はPhotoShopやMicrosoftPictureManegerなどを用いて写真を修整しても、EXIFが消えないようになっています(一部EXIFの書換えはありますがEXIFの撮影主要項目が消えることはありません)。
写真撮影日の空白のみで、修正を確認することは不可能なことです。知識のない検査官がこれだけを確認してきたら、説明するのが面倒そうです。

現場用デジカメ (RICOH Caplio10G)



防水・防塵の現場で使用できる小型デジタルカメラの新商品がリコーから発売されました。
PENTAXのOptioをOEMし、建設現場での使用に特化したものとなっている。
今まで一押しであった「PENTAX Optio WPi」同様、レンズが飛出すなど、駆動系がないため、砂がかんだりすることもなく、小型で胸ポケットにすっきり収まる。
さらに、本体にはシリコンでできたケース(シリコンジャケット)を標準装備し、リコーならではの「建設CALS対応モード」機能がついている。
「建設CALS対応モード」機能とは、設定すれば国交省の基準に則った設定になるという、便利な機能です。

RICOH Caplio10G 製品HP http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/10g/

東建IT研究会「建設業の情報セキュリティ講習会」

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東建IT研究会主催の講習会、
「建設業の情報セキュリティ講習会」が下記日程で開催されます。

日時:平成18年3月8日(水) 13:30〜16:50
場所:ホテルフロラシオン青山
受講料:東建会員無料、会員外3000円

内容としては、
・個人でもためになる、最低限必要なセキュリティ対策
・建設現場におけるセキュリティ対策
・そしてISO27001取得に向けた事例 など
現場職員から管理部門、総務部、情報システム部の方と、
幅広い分野の方に聞いて頂けるような内容になっています。

詳細は東建IT研究会(東京建設業協会)講習会ホームページをご覧ください。
http://www.token.or.jp/school/index.html
http://www.token.or.jp/school/scnews/sc165.pdf

メールによる予定通知サービス【ToDoMail】

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携帯などから知らせてほしい日時と文章を入力し、メールを送信すると、指定した日時にメールが帰ってくるというサービス。
無料で使用できるうえ、サイトへの個人情報の登録も必要ない。

http://www.aivy.co.jp/products/todomail.html

どうしても忘れることができないイベントなどに使用できる。
例えば、
・忘れがちな、たまにしか書かない定期的な書類(出来高報告や進捗状況報告)。
・現場で思いついたが、忙しくて忘れそうな時に、事務所へ帰る時間帯を指定してメール。
・忘れることができない、材料の注文。
・アラームとしても使用できる(携帯にも同様な機能はありますが)。
 などなど。
現場で利用できる局面は多いのではないでしょうか。

ミラーリング ネットワークハードディスク

バッファロー 外付LANハードディスク TeraStation mini

週末に、ある現場からSOSの電話が。ネットワークハードディスク(NAS:Network Attached Storage)の調子が悪いとのこと。ハードディスク内には現場の写真や書類のデータが20GB。大至急他のハードディスクにバックアップしてもらいNASを入替えることに。
この現場は、当社としては大型現場で、10数名の職員がNASにファイルを保存しているため、ハードディスクの破損は絶対に許されないこと。
そこで、高価なため導入を今まで控えていたRAIDが簡単に組めるBUFFALO社製の「外付LANハードディスク“TeraStation”」を79800円で購入。
1000BASE-T(Gigabit)に対応した大容量LAN接続ハードディスクで、160GBのハードディスクを4台内蔵し、RAID1やRAID5を簡単に組むことができる。
詳細はこちら。
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/h/hd-htgl_r5/

今回の現場では、160GBのハードディスクを2台ずつでRAID1(ミラーリング)を組み(見かけ上160GBが2つ)、片方に共有データを保存し、片方には週1回自動バックアップ(標準装備)にて、共有データを保存する設定にした。これで、ミラーリングしている2台のハードディスクが万が一壊れたとしても(あり得ないと思うが)、1週間以内のデータに復元することができる。
プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30



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