現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2008/08

【Acrobat】V9.0をご利用の皆様へ(PDFMakerの作成バージョン)

先日、Adobeから発売された最新バージョンのAcrobat9をお使いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
Acrobat9で作成したPDFをメールに添付したところ、相手が開くことができないという問い合わせがありました。
原因は、Acrobatと一緒にインストールされたAcrobatPDFMakerの初期設定。
このソフトを利用するとExcelやWordなどから、ワンクリックでPDFを作成することができる便利なソフトですが、Ver9では初期設定がAcrobat6バージョンの形式になっています。
これによって、未だ利用している人が多い、Acrobat5やAcrobatReader5で開くことができないようです(もちろんAdobeReaderをインストールすれば良いのですが、こちらもなかなか進みませんね)。

設定は、ExcelやWordのツールバーにあるAdobePDF内の変換設定の変更で行うことができます。
Acro9-5.JPG
下記画面の詳細設定をクリックすると右の画面になりますので、
Acro9-4.JPGAcro9-1.JPG
「Acrobat6.0(PDF1.5)」を「Acrobat5.0(PDF1.4)」に変更すればOKです。
Acro9-2.JPGAcro9-3.JPG

港湾工事の設計変更事例集が国土交通省のサイトから入手できます

平成20年8月18日に、国土交通省港湾局サイトに設計変更事例集が掲載されました。
詳細は下記アドレスをご参照ください。
   
http://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr1_000007.html

設計変更事例集の内容は以下の通り。
○契約変更に係る契約書条文の解釈を解説
○契約変更に係る行政手続きを明示
○契約変更の主要実例を明示

設計変更事例集(PDF)

有利な設計変更の獲得に、利用してみてください。

【Excel】複数条件の「countif」、杭偏心の集計表、ポイントはSUMPRODUCT関数

MicrosoftOfficeExcelの「COUNTIF」という関数は、条件にあったセル数を表示することができます。
例えば、
=countif(範囲,1) とすると、範囲の中にある「1」のセル数を表示します。

今回は、このような質問がありました。
このcountifを用いて、杭のX軸とY軸の偏心量を表に集計したいとのこと。

このように、X軸とY軸の偏心量が杭毎に表に集計されています。
表

「countif」を用いての方法ということでしたが、このように複数の条件がある場合のセル数は「countif」では難しいところがあります(簡単には無理です)。

今回は、SUMPRODUCT関数を用いて集計してみました。

=SUMPRODUCT((「X変位量の範囲」=「X偏心量」)*(「Y変位量の範囲」=「Y偏心量」))

下の表は、縦軸にX方向の変位量、横軸にY方向の変位量を示し、集計したものです。
集計表グラフ
右のように立体的なグラフにすると、杭の偏心がどの辺に偏っているかが一目で分かります。

さらに、社内管理値の範囲を円で示すなどすると、創意工夫にもなるのではないでしょうか。

防水デジタルムービーカメラで施工記録を撮影

SANYOから発売されているデジタルムービーカメラ「Xacti」シリーズ。
ハイビジョンタイプや廉価版タイプなどがありますが、その中に防水タイプがあります。

こちらが、防水タイプ(もちろん防塵)最新機種の「DMX-CA8」。
 
ボタンを押すだけで、動画圧縮「MPEG-4 AVC/H.264」方式のファイルで動画が保存されます。
もちろん、このファイルを編集したり、付属ソフトでDVDに簡単に焼くこともできます。
現場の動画を残すのに最適です。

こちらは、前機種のCA65ですが、軍手でもしっくり来ます。また、傷から守るカバー付きです。
Xacti(6)Xacti(2)
CA8は前機種のCA65より、フレーム数が倍の毎秒60枚になったので、動画が非常になめらかになりました。

もちろん静止画も撮影できますし、動画は光学ズームが付いています。
現場で汚れたら水洗いが可能です。
これからは、施工状況や施工記録、品質記録などを動画で残す時代。
単なるDVテープではなく、動画ファイルなら配布も簡単ですし、パソコンで簡単に見ることができますのでオススメです。

掲示する建設業許可証には必要なサイズがあります

必要なサイズは、2011年12月27日に変更になりました。
http://archives/52042546.html
(詳細はこちらをご覧ください)

以下は古い記事となります。ご注意ください。

現場では「建設業許可票」を掲示しますが、必要な大きさがあるのをご存じでしょうか?
建設業許可.JPG←建設業の許可票

最近では、Excelで作成した建設業許可票をA3で印刷し、ラミネート(パウチ)したものを掲示している現場をよく見ますが、これは建設業法違反になります。

サイズは縦25cm×横35cm以上(旧:縦横とも40cm以上)と規定されていますので、A3では1辺が不足しますのでご注意ください。
(A3を2枚貼り合わせている現場もありますが、こちらならOKです)
プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30



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