現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2011/07

ホコリの多い現場でiPadを利用するなら防水ソフトケースが安価でオススメ

iPadを持って現場に行きますが、やはりホコリと雨が心配なので、防水ソフトケースを愛用しています。
防水ケース1防水ケース2

こちらの製品は、約1000円。水没することはないでしょうから、この程度の防水性で十分です(落下や衝撃には注意が必要ですが)。

実際、資料を綴ったファイルとiPadをこんな感じで持ち歩いております。炎天下だとやはり画面が見にくくなりますが、操作性は問題ありません。
防水ケース3
念のため落とすことがないよう、今後はストラップの購入を考えてみたいと思います。

【技術提案】発注者側でオーバースペックを防ぐために留意している事例

「設計図書等の範囲を超えたグレードアップに関する提案」は過度なコスト負担を要する提案として認められない場合がありますが、
国総研(国土交通省国土技術政策総合研究所)では、「発注者側でオーバースペックを防ぐために留意している事例」として、オーバースペックを求めるものと見なされる(オーバースペックの提案がなされやすい)評価項目の設定事例を2011年3月7日より公開しております。

発注者側でオーバースペックを防ぐために留意している事例(PDF)
http://www.nilim.go.jp/lab/peg/siryou/overspec110324.pdf

国総研のサイトには様々な資料やデータが掲載されています。

建設マネジメント技術研究室
http://www.nilim.go.jp/lab/peg/index.htm
同、総合評価(工事)サイト
http://www.nilim.go.jp/lab/peg/theme01.html

【TG-810工一郎】新しいオリンパス工一郎が本日から発売開始

新しくなった、オリンパスの工事現場用デジカメ「TG-810工一郎」が本日から発売になりました。

そこで、本日より、数回に分けて、このカメラの使い勝手をレポートしたいと思います。

まず、新しくなった主な機能はこちら。
GPS(ジオタグ)機能電子コンパス機能が装備
縦使いパノラマ合成機能
ハイビジョンムービー撮影機能
Eye-Fi(アイファイ)カード対応、無線LANなどで写真データをコピー
・xDカードから汎用性の高いSDカードに変更
・快晴の屋外でもよく見える液晶モニタ
広角28mmからの光学5倍ズーム
・撮影以外にも役立つ高輝度LEDライト

今までにもあった便利な機能はこちら
・カメラごとにファイル名規則を分けることができるファイル名編集機能
・軍手でも操作が簡単なタップコントロール
・2年間カメラ保険付き
小型で2m耐衝撃
・もちろんCALSに対応したCALSモード

旧工一郎である、「μTOUGH-8000工一郎」と外観を比較してみました。
比較1比較2
高さは+5.2mm、幅は+2.8mm
比較4比較3
厚さは4.5mm、液晶は2.7型→3.0型
操作は十字キーからジョグ式に変更
比較5比較6
バッテリ部が不意に開くことがないよう、ロックが追加
全体的に若干大きくなっていますが、気になるほどではありません。

主な仕様比較表

項目

TG-810工一郎 μTOUGH-8000工一郎

有効画素数

1400万画素 1200万画素

焦点距離
(35mmカメラ換算)

28mm〜140mm 28mm〜102mm

光学ズーム

5倍 3.6倍

動画記録方式

MPEG-4 AVC/H.264 AVI Motion JPEG

動画記録画素数
(最大)

720P(1280×720) VGA 640×480

液晶モニター

3.0型TFTカラー液晶
92万ドット
2.7型TFTカラー液晶
23万ドット

手ぶれ補正

CCDシフト式手ぶれ補正 CCDコントラスト検出方式

大きさ

100.2mm×64.5mm×26mm 95mm×61.7mm×21.5mm

質量

221g (電池、カード含む) 182g (電池・カード含まず)

起動画面は「東京ゲートブリッジ」になっていました(購入時は非表示設定)。
起動時画面

なお、同梱物はこちら。
同梱物(ソフト)同梱物(ハード)
工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達11」の体験版や便利なシリコンカメラジャケットがついています。
充電は、μTOUGH-8000工一郎と同じUSB接続による本体充電式になります(別売りの充電器もあります)。

TG-810とTG-810工一郎との違い(オリンパスサイトより)
  • 2年間のカメラ保険付
  • 工事現場特有の撮影環境にワンタッチで対応する、5種の工事写真専用モード
  • 初回起動時から、デジタル写真管理情報基準に最適設定する「簡単CALS」
  • 画像の編集・加工の有無が確認できる「オリジナル画像判定」機能
  • 写真の仕分けに役立つ「ファイル名編集」機能
  • 縦位置のカメラ内パノラマ合成機能
  • 特殊な光源のもとでも正しい色合いで撮影できる「ワンタッチホワイトバランス」
  • 被写体も背景もはっきりキレイ「階調」機能
  • 撮影時に水平垂直が判りやすい「25分割罫線表示」
  • カメラに日付設定を行わないと一切の操作ができない「日付設定忘れ防止」機能
  • 記録メディアの入れ忘れを防止する「カード入れ忘れ警告」機能
  • グリップ性が向上する、「シリコンカメラジャケット」同梱
  • 工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達」体験版同梱
  • 地元児童による横断歩道橋の名付け(国道17号線上尾道路)

    上尾道路とは、国道17号線のバイパス道路で、新大宮バイパスと熊谷バイパスを結びます。

    上尾道路(大宮国道事務所)
    http://www.ktr.mlit.go.jp/oomiya/02sigoto/17/ageo01.htm

    また中央部には自動車専用道路が計画されており、首都高速埼玉高速線与野ジャンクションと圏央道桶川ジャンクション(桶川北本インターチェンジ)が接続され、都内へのアクセスがひとつ増えることになります。


    大きな地図で見る

    2010年3月27日に上尾道路の一部として、一般道路部が開通しましたが、幅広い道路にかかる歩道橋には、地元小学生から募集した名前が付けられています。
    OH000004

    地域に親しまれる上尾道路を目指して(PDF)
    http://www.ktr.mlit.go.jp/oomiya/02sigoto/17/pdf/ageo_chiiki.pdf

    私も昨年からよく通行し、歩道橋の名前には気づいていましたが、このような取り組みをしているとは知りませんでした。

    【PR】CSH主催 第2回 土木の日フォトコンテスト 〜暮らしをまもる土木〜

    【開催の目的】
    建設業は、公共投資の急速な削減の中、地域雇用の下支えと災害発生時の人命救出、ライフライン復旧など業界全体をあげての支援体制維持が課題となっています。
    今回開催フォトコンテストは、これまで公共事業を通じて社会基盤整備の先頭となってきた建設業の存在意義、建設業のものづくりの魅力とそこで働く人々の生きざまを土木構造物と建設現場に従事する人々をカメラのファインダーを通じて一般の皆さんに訴求する写真コンテストです。


    【主催】
    特定非営利活動法人 CALS スクエア北海道(CSH)

    【後援】
     北海道開発局、 北海道、 札幌市
     社団法人 北海道建設業協会、 株式会社 北海道建設新聞社

    【協賛】 社団法人 全国建設産業団体連合会
     財団法人 建設業振興基金
     オリンパスイメージング 株式会社、 株式会社 リコー

    【応募方法】
     申込みサイト http://csh-npo.jp/photo2011/
     郵送(CD-R 等デジタル媒体)

    【応募規定】
    ・ 被写体は、日本国内で撮影した土木構造物または土木建設業に関係していること。
    ・ 応募者並びに撮影者が、応募期限に日本国内在住であること。
    ・ デジタルデータ(JPEG)で応募できること。

    【応募期限】
    平成23 年10 月10 日(月)

    プロフィール

    山政睦実

    建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
    現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

    Since 2004.11.30



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