現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2012/02

工事が進んでいる森ビル環状2号線プロジェクト(III街区)

工事が進んでいるマッサーサー道路と呼ばれている環状2号線事業。

その始点部に近い虎ノ門で施工されている、森ビル環状2号線プロジェクト(III街区)の建方が始まっていました。
環状2号線プロジェクト

森ビルサイト
環状2号線プロジェクト:超高層ビルの地下を貫通する道路の工事が進行中!
http://www.mori.co.jp/morinow/2011/12/20111207110000002321.html

完成すれば247mの高さとなり、都内では都庁(243m)を追い抜き、東京ミッドタウン(248m)に続き、都内第2位の高さになります。
地下には環状2号線が通り、さらにこのような狭隘な土地で超高層を施工する技術には目を見張るものがあります。
スカイツリーに引き続き、施工は大林組ですが、いまから完成が楽しみですね。

2010年10月15日
都内で2番目に高いビル、「立体道路制度」により建物の中を道路(環状2号線)が走る
http://const.livedoor.biz/archives/51899156.html

相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線の事業が始まっています

相鉄(相模鉄道)は二俣川・大和を経由して海老名まで行く相鉄本線と二俣川から分岐して湘南台に行く相鉄いずみ野線がありますが、いずれも横浜を起点としているため、横浜駅での乗り換えが必要でした。

しかし、2015年にはJR線に乗り入れ2019年には東急線に乗り入れる工事が進んでいます。
直通線
西谷駅から羽沢駅まで新設することによりJR東海道貨物船を経由してJR横須賀線(JR総武快速線)に、
さらに日吉駅まで延長することにより、東急線に乗り入れします。東横目黒線に乗り入れれば、現在日吉止まりとなっている南北線や三田線が相鉄海老名行きとなる可能性もあるでしょう。

以前から注目していたプロジェクトですが、いよいよ動き出しました。
トンネル工事には、ECL工法を元に、熊谷組が開発したSENS工法が予定され、マシンも西谷トンネルと羽沢トンネルに転用する予定だそうです。
※ECL工法:シールドセグメントを二次製品を使わずに、現地にてコンクリート打設する工法
マシン転用

公式サイト
http://www.chokutsusen.jp/

鉄道・運輸機構サイト
http://www.jrtt.go.jp/......html
 事業の紹介(PDF)
http://www.jrtt.go.jp/.....tokyuu.pdf

相鉄都心直通プロジェクト
http://www.sotetsu.co.jp/train/into_tokyo/

本日開通、「東京ゲートブリッジ」を車で通過、中防側からのアプローチルート

工事用桟橋の頃から追いかけてきて、
臨海道路臨海道路2
 臨海大橋 臨海大橋
オリンパスさんの冊子「現場主義」の表紙にも使われている
「東京ゲートブリッジ」が本日ついに開通しました。
TG122925 TG122941
TG122943 TG122946
開通当日と言うことで、歩道はかなりの混雑でした。歩道のアクセスは若洲側のみですが、将来は中防側からも可能になり、海の森への連絡路にもなりそうです。

東京ゲートブリッジ関連記事
2012年01月30日:
2月12日に開通する「東京ゲートブリッジ」が一般公開
2011年02月26日:
東京ゲートブリッジ、最終架設前日の状況
2011年01月01日:「東京港臨海大橋」改め「東京ゲートブリッジ」の状況写真
2010年09月03日:2011年夏の開通が半年程度延期、損傷の見つかった東京港臨海大橋(仮称)
2010年04月06日:
東京港臨海大橋 (東京港臨海道路II期事業)
2008年10月25日:
東京港臨海道路と第二東京湾岸道路
2007年04月28日:東京港臨海道路・東京港臨海大橋(第2東京湾岸道路)

開通当日つながりとして
2010年03月28日:
首都高速 大橋ジャンクション開通!さっそく通行
その他のプロジェクト関連

と言うことで、開通したので、早速車で走ってきました。
若洲側からのアプローチは渋滞が予想されましたので、中央防波堤側からアプローチしています。続きを読む

防塵・防滴ボディーで、小型軽量、ハイスピードなミラーレス一眼「OM-D E-M5」

小型・軽量で、ハイスピードな上、防塵・防滴を備えているミラーレスマイクロ一眼カメラ、オリンパス「OM-D E-M5」。
現場の完成写真や締切写真、各種素材のための撮影にも使えそうです。


主な特徴は以下のとおりです(サイトから)
・電子ビューファインダー
・最高峰の画質
・5軸対応手ぶれ補正
・世界最速のAF
・防塵・防滴マグネシウムボディ
・最高9コマ/秒の連射
・アートフィルタ
・タッチパネル対応チルト可動式モニタ


是非ともほしい一眼です。

0.23μSv/h以上の地域として指定されている汚染状況重点調査地域、年間1mSvとの関係

特措法に基づいて汚染廃棄物対策地域、除染特別地域及び汚染状況重点調査地域が指定されています。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14598
放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の地域として指定されている汚染状況重点調査地域は、茨城県から千葉県・埼玉県まで含まれており、その影響の大きさを感じます。

基準となっているのは、年間1mSv(1ミリシーベルト )なのですが、これと時間あたりの0.23マイクロシーベルト(0.23μSv)の関係について、上記サイトの参考部分に以下のように記載があります。

「放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト」の考え方
放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルトの場における、年間の追加被ばく放射線量は1ミリシーベルトにあたる。
●0.23マイクロシーベルトの内訳
・自然界(大地)からの放射線量:0.04マイクロシーベルト
・事故による追加被ばく放射線量 :0.19マイクロシーベルト

●1日のうち屋外に8時間、屋内(遮へい効果(0.4倍)のある木造家屋)に16時間滞在するという生活パターンを仮定
0.19μSv/h ×(8時間+0.4 × 16時間)× 365日 = 約1 mSv/年
(この計算式でいくと、年間1mSvには自然界からの放射線量0.04μSvは含まず、別途加算しているようです)
プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30



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