現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2016/02

【朝礼一言】ながら運転に注意

朝礼での一言
ながら運転を禁止にしている現場も多いのではないでしょうか。

言うまでもなく、○○しならが運転する行為を言います。
もちろん、携帯電話で通話しながらの運転やスマホを操作しながらの運転は法律で禁止されています。
なぜなら、よそ見をして危険なのと、注意力が低下するからです。

と言うことは、携帯電話以外の操作でも同じことが起こります。
例えば、
・カーナビを操作
・ステレオやラジオを操作
・カバンからものをとる
・ドリンクを飲むために取る
・タバコに火をつける

などなど。

よそ見運転には十分注意しましょう。 

乾燥しがちな現場事務所にはスチーム式加湿器が良いかも

現場事務所は仮設のプレハブが多いため、冬場は乾燥しがちで、風邪にかかりやすくなります。現場事務所に加湿器は必須ですが、いままでプラズマクラスターのハイブリッド式を使っていましたが、なかなか湿度が上がらないため、象印のスチーム型加湿器を追加してみました。

加湿器シャープ
 加湿器象印

これが、かなり強力で、しっかり加湿してくれています。水の補給も、ポットにいれるような感じなので、隣に置いてある水ポットで入れるだけ。面倒な作業も楽になります。

象印 スチーム加湿器 EERK35CA

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価格:13,397円(税込、送料別)



建設ITガイド2016、建設ITの最新動向

今年も建設ITガイド2016が発売されました。
そして、今年もご縁を頂き、ちょこっとだけ執筆させて頂きました。

「建設現場で使える!現場主義的スマホアプリ一覧」

建設ITガイド 2016[本/雑誌] / 経済調査会/編集

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価格:1,234円(税込、送料別)


建設itガイド 2016 / 経済調査会 【単行本】

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建設現場にスマホ・タブレットを導入すると

現場にスマホ・タブレットを導入すると
iPadAir

・ 事務所での段取りが軽減
→現場は段取り8分と言われ事前の段取りが肝心だった

・いちいち事務所に戻らなくてよい
→携帯電話が登場したときと同じくらい便利

・現場終了後の内業が少なくなる
→報告書作成、写真整理などを現場で終結

ただ、スマホ・タブレット導入、今後の課題は

建築現場の場合、大いにスケールメリットありますが、
土木現場の場合、建築現場のように同じスタイルでの作業ステップが少ないため、配筋検査や仕上検査アプリなど専用のアプリを導入することが難しい
もちろん、分厚い書類や図面などを持ち運ばずに済むだけでもメリットはありますが、端末の活用によって現場での施工管理がもっともっと省力化されるべきであると考えます

そして、そのためには、今の施工管理の業務スタイスに固執することなく、使用するハードウェアやアプリに合わせて、施工管理業務のスタイルを変えていくことも必要でしょう。

具体的には、少しずつ変えていきます。 

「アイコン」、「i-Construction」に勝手に期待するもの

昨年11月に国土交通省から発表された「i-Construction」
http://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000028.html

アイコンストラクションとは、簡単に解釈すると、様々な技術等を組み合わせて施工の合理化を図り、建設現場の生産性や安全性を向上させると言った感じでしょうか。
iConstruction

国交省の資料には、アイコンの目指すものは以下のように記されています。
・一人一人の生産性を向上させ、企業の経営環境を改善
・建設現場に携わる人の賃金の水準の向上を図るなど魅力ある建設現場に
・死亡事故ゼロを目指し、安全性が飛躍的に向上

そして、私が勝手に思う、いま建設現場に求められている生産性向上・安全性向上のための省力化とは

・IoTの進化による現場の総合的・統合的管理(リアルタイム把握)
・仮設構造物の形状変更や工法変更による省力化
・土工事の自動化(情報化施工の進化)
・GNSSの進化による丁張ゼロ化
・鉄筋圧接継手から機械式継手化
・フック形状から機械式定着化(TヘッドやHeadBar等)
・仮設構造物のプレキャスト化 に始まり
・鉄筋の丘組、型枠の丘組大型化、足場の丘組大型化

で最後は、
・本設構造物の大型プレキャスト化による仮設物の省力化と足場上作業の縮小

もっともっと業務スタイルを変え、省力化に努め、生産性向上・安全性向上、そして魅力ある建設現場を目指す必要があるでしょう。 (※私見です)
プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30



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