現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2018/10

創意工夫・社会性等・工事特性は評価する側の気持ちになって

工事の最後には、工事特性、創意工夫、社会性等(いわゆる創意工夫等)を発注者に提出いたします。
今まで工事中にやってきた、いろいろな工夫や地元との絡みとかをあげるので、しっかりとアピールが必要な書類ですが、書類を提出する前に、ぜひ評価する側の立場になって考えてみてください。

評価する側は、チェックリストに従って、点数を付けていきます。この、チェックリストに適合しないと点数にはつながりません(気持ちでのおまけはあるかもしれませんが)。

この、チェックリストは、発注者ごとにインターネットで公開されていますので、どのように書かれているかを見て、その内容に合わせて書いた方が良いでしょう。

例えば、国土交通省でしたら、こちらで公開されています。
(発注者ごとに微妙に異なりますのでご注意ください)
地域への貢献等

項目ごとに点数の上限があるので、偏ってもダメです。
可能でしたら、チェックリストに項目を記載してアピールする項目をまとめても良いでしょう。

iOS12から誕生した「計測」アプリ、現場でも使えます

iPhoneに新しいOSを入れると表れる「計測」というアプリ。

iOS12からApple公式で誕生した寸法を測れるアプリで、卓上のあるものを計測できますが、
このように現場にあるものを計測し、撮影したものをメールで送ることもできますので、意外と便利です。

計測

スマホで揺れのない動画を撮影(ジンバル・スタビライザー)

スタビライザーと聞くと、土木業界では地盤改良の混合攪拌機を思いがちですが、スタビライザーは安定という意味だそうです。

最近、現場ではなるべく記録動画を残すようにしていますが、スマホでの撮影ではどうしても揺れが発生することで、安っぽい動画になりがちでした。
そこで、今回、世間で話題になっている安価になった安定機(ジンバルまたはスタビライザーと呼ばれているようです)を購入してみました。

購入するにあたり、いろいろと検討し、最後まで残ったのは、以下の2機種でした。
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DJIジャパン ハンディスタビライザー OSMO MOBILE2 OSMOM2
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【送料無料】 ZHIYUN Smooth 4-Black C030016J
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比較したのは、重さ(質量)、小型、シンプル、もちろん最低限の性能と価格。
そして、購入に至ったのは、ドローンでも有名なdji社の「OSMO Mobile 2」
https://www.dji.com/jp/osmo-mobile-2
OSMO Mobile 2 OSMO Mobile 2(正面)

ボックスカルバートの中で、右手にジンバル、左手にスマホを持って歩いてみました。

違いは一目瞭然ですね。
OSMO Mobile 2にはケースがついていないため、持ち運び用のケースも買ってみました。

iPhone6sとiPhoneXsMax、ワイシャツの胸ポケット状況

前回の記事にも書きましたが、iPhoneXsMaxの大きさは関数電卓とほぼ同じなため、作業服の胸ポケットでしたら問題ないのですが、ワイシャツの胸ポケットですと違和感があります。

ということで、iPhone6sとの違いを撮影してみました。

iPhone6sですと、ちょうどレンズが見える感じで、重さも5sほどではないですが軽いため、それほど違和感がありません。
FullSizeRender
次に、iPhoneXsMaxだとこんな感じです。
レンズが縦に2つなのでこちらもレンズが見える感じです(約3.3cm)。飛び出してる長さがあるため、前かがみなどの時に不安定感がありますが、落ちることは今のところありません。
FullSizeRender
もちろん、ワイシャツの胸ポケットの大きさにもよりますが、比較的小さめのカバーでこんな感じなので、iFaceなどでしたら、ちょっと厳しそうです。
iPhone7PlusやiPhone8Plusも同じような大きさですので、ワイシャツを着るのが多い方はご注意ください。

インターネットから答えを導くのが難しくなっている!?

今さら言うまでもなく、インターネットの普及により、様々な情報がネットで検索することができる時代になっています。
若手職員にも、ネットで少し検索すれば答えが出てくるのだから、まずは検索してみたらと数年前から言い続けてきましたが、最近なにか変わってきてはいないでしょうか?

ふと思うのは、以下の2点。

まず1点目は、
情報が多くなったため、質の高い情報が埋もれてしまい、なかなかきちんとした情報にたどり着くのが難しくなった。
昔は、ホームページで公開されていたため、それなりに情報を公開するには気を使っていました。そのため、そのページを見れば、法律などの裏付け根拠も掲載されていて、間違えのない情報を見つけることができたものです。
しかし、現在は、SNSの普及や、それをまとめるサイトも複数あり、情報はあるものの、それが本当に合っているのか、裏付けを探すのに少し工夫が必要としています。

そして、2点目は、
インターネットから情報を検索する能力が退化してきている。
休日、YouTubeで音楽を聴きながらパソコンを操作したりしていますが、私の好きなジャンル等をしっかり把握されているため、聴きたい曲を検索することなくYouTube側から次々と提供されます。
そして、その曲目になにも違和感なく聞き続けます。今までの履歴等の情報と、ある意味AIが必要としている答えを導き出してくれています。
そうすると、曲目や歌手名を覚えることなく、曲のリズムだけを覚えてしまい、いざという時に検索することができません。
たとえは音楽でしたが、同じように情報を検索する能力が退化してきているのではないでしょうか。

今後は、「検索すれば答えが出てくるでしょ」と言うのは辞め、「ちゃんと調べ、分からなかったら聞きに来てください」と言うことにします。

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プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30



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