現場主義(建設現場情報サイト)

建設業に携わる人間として、現場主義をモットーに
現場に役立つ情報(品質・環境・安全・ISO・DX・iCon・IT・ICT・CALSなど)を中心に、様々なことを発信しています。

2020/07

建設工事公衆災害防止対策要綱の改正について(2019年9月)

今さらですが、2019年9月に「建設工事公衆災害防止
講習災害防止対策要網

要綱見直しの概要
(1)公衆災害防止に向けて関係者が持つべき理念と担うべき責務を明確化
・発注者や施工者のみならず、設計者も含めて公衆災害防止に努めることを明示
・工事に伴う事故リスクや社会活動への影響を最小化すべきことを規定
・適切な工期の確保、公衆災害防止対策経費の確保について明示
(2)近年の公衆災害の発生状況を踏まえた見直し
・発生頻度の高い、埋設物の損傷、建設機械の転倒事故等の防止措置の充実
落下物による危害防止及び解体工事に関する措置の明確化
・荒天時における備えや河川通航時の事故防止対策等の追加
(3)制度の改正や施工技術の進展等を踏まえた見直し
ドローン等の活用推進に備えた、落下事故対策等の追加
建設機械のレンタル化に対応した留意事項の追加
高齢者、車椅子使用者等の視点から必要な措置の追加

改定のポイント
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001304708.pdf
改定箇所
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001304709.pdf
建設工事公衆災害防止対策要綱土木工事編
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00910/jikogaiyou/kensetsukoujikousyuusaigaiboushi.pdf
建設工事公衆災害防止対策要綱の解説
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001305477.pdf

建設現場事務所にも「感染防止徹底宣言ステッカー」

東京都から出されている「感染防止徹底宣言ステッカー」ですが、建設現場の事務所にも掲示してみてはいかがでしょうか。
チェックリストに従って、感染拡大防止対策を実行していれば、サイトからダウンロードできます。
感染防止徹底宣言

感染防止徹底宣言ステッカー


建退共の電子交付(CCUSと連携)が着々と

建退共(建設業退職金共済制度)は現状、証紙を貼付けて、貼付枚数によって退職金代わりになっていますが、
CCUS(建設キャリアアップシステム)と連携することにより、電子交付になると発表があり、着々と動いているようです。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001349198.pdf
建退共のCCUS活用

ただ、2020年2月の発表では、CCUSとの連携が絶対ではなく、建退共の電子ツールのみを利用するパターンもできるようで、工事ごとにどちらかを選ぶようです。

建退共 電子申請方式について(兵庫建設業協会サイト)
https://hyokenkyo.or.jp/files/2115/7224/9871/denshisinnsei.pdf

CCUS連携

今月末に説明会もあるようなので、今後の進展が気になります。


国土交通データプラットフォーム「デジタルツイン」

フィジカル空間(現実空間)をサイバー空間に再現することで「デジタルツイン」を構築
むかし流行ったセカンドライフの現実版と言う感じです。

国土交通データプラットフォームとは
https://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000066.html
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001341855.pdf

国土交通データプラットフォーム1.0
https://www.mlit-data.jp/platform/
国土交通データプラットフォーム
1.0の概要、今後の展開等

国土交通データプラットフォーム整備計画(参考資料)
https://www.mlit.go.jp/common/001291150.pdf

SIP4D(基盤的防災情報流通ネットワーク)
 SIP4D = “Shared Information Platform for Disaster Management”

「建設DX」はすぐそこにある

「建設DX」とは
http://const.livedoor.biz/archives/52451180.html

「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」
そして、「DX」の「D」はデジタル、「X」はトランスフォーメーションの略
「建設DX」とは、「建設業界の業務を、デジタル技術によって、変革させること」と言った感じです。

例えば、
・GNSS測量
・BIM/CIMの活用
・VR、AR、MRの活用
・スマホ、タブレットを活用した業務
・電子小黒板など様々なツールを利用した業務
・パソコンのITテクニックによる業務改善
そして大事なのはプロセスを見直すことも。
建設DX
もっと気楽に「建設DX」に取り組みましょう



プロフィール

山政睦実

建設業に携わり、現場の支援業務を行っています。
現場主義は、なるべく過去記事も整理しておりますが、古い内容が記載されている場合もございますので、確認をお願いいたします。

Since 2004.11.30



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