九州地整管内にて、工事写真の改ざんが見つかり、
今後は指名停止にするというニュースが話題になっています。

★各現場においても、工事写真の偽造は元より、
 写真の撮影日付の偽造などについては、管理を徹底する必要があります。


工事写真の改ざんについては、実は簡単に見つけることができます。

詳細は下記のブログにも書いておりますが、
http://const.livedoor.biz/archives/50195975.html

写真ファイル「jpeg」の中には、Exifというフォーマットにて、
その写真の様々なデータが埋め込まれています(数年前から採用されています)。
撮影したカメラの機種、ピントや絞り、F値、撮影年月日、時間など。

実は、画像編集ソフトにて編集後、上書き保存をすると、
このExifデータが消えてしまったり、編集したソフト名がこのExifに残ります。
ということは、何かしら写真に修正を加えたどうかは簡単に見つけることができま
す。
(承諾にて写真の明るさなどの編集許可を取っておけば、
  許可を取ったものについて修正は可能です。)

基本的には、撮影後のデータについて、撮影日付の修正はできません。
ファイルの作成日をWindows上にて変えることはできますが、
これは、Exifに記録されている本当の撮影年月日とは別物になります。