COBRIS(コブリス)とCREDAS(クレダス)、どちらも産廃のシステムですが、ごっちゃになってしまうようです。
副産物システムとは、CREDASとは

建設副産物情報交換システム:COBRIS(コブリス)
http://www.recycle.jacic.or.jp
・Construction Byproducts Resource Information interchange System の略。
・工事発注者、排出事業者、処理事業者間の情報交換を行うシステム。
・建設副産物にかかわる需給バランスの確保、適正処理の推進、リサイクルの推進が目的。
・特記仕様書などで、入力を義務づけられる。
・システムを利用するには、年間利用料が必要(施工業者:8400円/年→8640円/年)。
・インターネットからログインする際に、電子認証キーが必要。
COBRIS.jpg
(JACIC冊子より)
CREDASの機能も含んでいるため、共通項目の入力手間を省くことができる。


建設発生土情報交換システム

http://www.recycle.jacic.or.jp
・残土が発生する工事などを対象に、設計から施工完了に至る事業の各段階において、工事間利用に関する情報を発注担当者に提供し、発生土のリサイクルを推進することを目的としている。
・土を出す工事と、使いたい工事の調整を行うためのシステム。
・コブリス同様、特記仕様書などで、入力を義務づけられる。
・初期登録は、発注者が行う。
発生土.jpg
(JACIC冊子より)


建設リサイクルデータ統合システム:CREDAS(クレダス)
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/fukusanbutsu/credas/index.htm
・Construction REcycle DAta integration System の略
・既存の「再生資源利用〔促進〕計画書(実施書) システム」と、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」 (建設リサイクル法)により義務づけられた書類の作成機能が統合したもの。
・一定規模以上の工事については、再生資源利用計画および再生資源利用促進計画を作成し、竣工後その実績を記入するとともに一定期間の保存が必要。
・上記のサイトから、ソフトを無料でダウンロードすることができる(MicrosoftAccessベースのソフト)。
・ 手書き→Excelと移り変わり、現在のシステムになってきた。
・フロッピーディスクなどにデータを出力し、発注者へ提出することが可能(COBRISでも可)。

※建設副産物情報交換システムにCREDAS(クレダス)機能が搭載されたため、余計に判りにくくなったようです。情報交換システム内でCREDASと共通なのは、工事データのみですので、Accessで行ってもそれほど手間ではありません。