2010年1月に引き続き、八ツ場ダム関連プロジェクトレポート。
http://const.livedoor.biz/archives/51778256.html
まずはいつも通り八ツ場館へ。今回で八ツ場館へは実に7回目。(右:八ツ場ダム工事事務所サイトより)
そしてメディアで毎日のように八ッ場ダムの代わりに登場して有名になり、観光地にもなっている湖面2号橋。すでに完成していますが、橋梁の両端の造成工事中のため残念ながらまだ通ることはできません。
八ツ場館駐車場から見上げた新しい国道145号線(八ツ場バイパス)。下部に見えるのは現JR線路ですが、ここは水没の高さに含まれます。
こちらは、新しい川原湯温泉予定地付近の造成工事現場。写真右側に見えている2次製品のトンネル内には新しいJR吾妻線が通ります。トンネルを除くと現在は途中まで線路が敷いてある状態。
湖面2号橋も、このエリアに繋がり、対岸と接続されます。
ちなみにこちらの看板は、現在の川原湯温泉街にある水没の高さを示したもの。この高さまで水没するため、ここより少し高台に新しい新川原湯温泉の源泉をすでに発掘済みです。
付け替え県道や付け替え国道145号線(八ツ場バイパス)も前回と比較してかなりの距離が開通していました。
新しい国道は今までの吾妻渓谷沿いの細い道とは比較にならないくらい快適な道で、これで観光シーズンの渋滞も回避することができるでしょう。
長いトンネル(松谷第1トンネル・松谷第2トンネル)も開通していますが、現道の国道まで(雁ヶ沢ランプは工事中のため)は接続されず、松谷高架橋のところで現道への連絡道で接続されています。
前回の記事にも書きましたが、こちらがJRの付け替え吾妻線で、既設線路との取付け部に完成している橋梁(第二吾妻川B)。この橋梁を越えると、約24‰の勾配で新川原湯温泉駅へ向けて上昇していきます。
次回のレポートは2012年2月の予定です。
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