新しくなった、オリンパスの工事現場用デジカメ「TG-810工一郎」が本日から発売になりました。

そこで、本日より、数回に分けて、このカメラの使い勝手をレポートしたいと思います。

まず、新しくなった主な機能はこちら。
GPS(ジオタグ)機能電子コンパス機能が装備
縦使いパノラマ合成機能
ハイビジョンムービー撮影機能
Eye-Fi(アイファイ)カード対応、無線LANなどで写真データをコピー
・xDカードから汎用性の高いSDカードに変更
・快晴の屋外でもよく見える液晶モニタ
広角28mmからの光学5倍ズーム
・撮影以外にも役立つ高輝度LEDライト

今までにもあった便利な機能はこちら
・カメラごとにファイル名規則を分けることができるファイル名編集機能
・軍手でも操作が簡単なタップコントロール
・2年間カメラ保険付き
小型で2m耐衝撃
・もちろんCALSに対応したCALSモード

旧工一郎である、「μTOUGH-8000工一郎」と外観を比較してみました。
比較1比較2
高さは+5.2mm、幅は+2.8mm
比較4比較3
厚さは4.5mm、液晶は2.7型→3.0型
操作は十字キーからジョグ式に変更
比較5比較6
バッテリ部が不意に開くことがないよう、ロックが追加
全体的に若干大きくなっていますが、気になるほどではありません。

主な仕様比較表

項目

TG-810工一郎 μTOUGH-8000工一郎

有効画素数

1400万画素 1200万画素

焦点距離
(35mmカメラ換算)

28mm〜140mm 28mm〜102mm

光学ズーム

5倍 3.6倍

動画記録方式

MPEG-4 AVC/H.264 AVI Motion JPEG

動画記録画素数
(最大)

720P(1280×720) VGA 640×480

液晶モニター

3.0型TFTカラー液晶
92万ドット
2.7型TFTカラー液晶
23万ドット

手ぶれ補正

CCDシフト式手ぶれ補正 CCDコントラスト検出方式

大きさ

100.2mm×64.5mm×26mm 95mm×61.7mm×21.5mm

質量

221g (電池、カード含む) 182g (電池・カード含まず)

起動画面は「東京ゲートブリッジ」になっていました(購入時は非表示設定)。
起動時画面

なお、同梱物はこちら。
同梱物(ソフト)同梱物(ハード)
工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達11」の体験版や便利なシリコンカメラジャケットがついています。
充電は、μTOUGH-8000工一郎と同じUSB接続による本体充電式になります(別売りの充電器もあります)。

TG-810とTG-810工一郎との違い(オリンパスサイトより)
  • 2年間のカメラ保険付
  • 工事現場特有の撮影環境にワンタッチで対応する、5種の工事写真専用モード
  • 初回起動時から、デジタル写真管理情報基準に最適設定する「簡単CALS」
  • 画像の編集・加工の有無が確認できる「オリジナル画像判定」機能
  • 写真の仕分けに役立つ「ファイル名編集」機能
  • 縦位置のカメラ内パノラマ合成機能
  • 特殊な光源のもとでも正しい色合いで撮影できる「ワンタッチホワイトバランス」
  • 被写体も背景もはっきりキレイ「階調」機能
  • 撮影時に水平垂直が判りやすい「25分割罫線表示」
  • カメラに日付設定を行わないと一切の操作ができない「日付設定忘れ防止」機能
  • 記録メディアの入れ忘れを防止する「カード入れ忘れ警告」機能
  • グリップ性が向上する、「シリコンカメラジャケット」同梱
  • 工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達」体験版同梱