東日本大震災から2年以上が経過しましたが、このたび機会があり、釜石・大船渡・陸前高田・気仙沼の街を久しぶりに巡ることができたので、撮影した写真をブログに残しておきたいと思います。

ルートは、新幹線新花巻駅 をスタートし、道路が延長された釜石自動車道、遠野を経由して、仙人峠道路で釜石に入り、帰りは気仙沼から 国道284号線にて一関駅へ。
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途中の遠野では、有名な看板「遠野の意地」やカッパヘルメットにも遭遇することができました。
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釜石港周辺の復興は進んでいて、がれき等はなくなっていますが、
釜石港
少し距離の離れた街中に来ると、基礎だけになった土地や数軒がまだ当時の津波の影響を受けたままになっている場所がありました。
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青葉町や天神町には仮設の商店街が設置されていましたので、地元の方とふれあってお話しを聞いてきました。
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青葉山商店街のとなりの桜は満開、その足下には、今回の大震災にて津波が到達した証を残すために「津波到達の地」 と言う石碑が設置されていました。
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大船渡に向かうと、途中道路工事の現場に遭遇。
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三陸からは無料高速道路が整備されているので、きれいな景色。しかし大船渡インターをおりて、街中に入ると、海に近づくとテレビのニュースで見る景色が広がってきます。
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大船渡駅周辺にも、仮設による商店街やお店が建っているので、ランチをこちらで頂くことにしました。
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大船渡線は、線路撤去した場所をアスファルト舗装して、現在はバスを利用したBRT 路線として運行されています。
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また、国道45号線の各所には、津波浸水区間を示す看板が設置されています。
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陸前高田の街に入ると、何もない景色が広がります(がれきの撤去はだいぶ進んでいました)。
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仮設商店街などの場所が分かりにくいのですが、物産センターなどを探し出し、おみやげを購入しながらお話しを伺ってきました。
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こちらが、「奇跡の一本松」。駐車場の整備が遅れているのか、足場が外せない理由からか分かりませんが、まだ一般公開はされていませんでした。
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最後の街、気仙沼では、街中に入ってすぐにある仮設商店街へ。仮設商店街はあと1年で終了してしまうため、その後どうするかというお話しを聞きながら、取り壊しが決定したらしい船の話しへ。
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目の前には、仮設建物でできているセブンイレブンが。このときでも、船の周りには10名ほどの見学者が。
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取り壊しに賛成な意見と、反対な意見、両方聞かせて頂きましたが、両方の気持ちが理解できました。難しいものですね。
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防波堤や漁港の復興工事は進んでいる印象がありましたが、造成工事に着手できていないところがほとんどで、気仙沼では防潮堤防を設置することによって、海が見えなくなるのには反対という声が多く聞こえました。
これだけ津波の影響を受けた街が多いと、それぞれの意見調整が難しいと思いますが、合意形成を得て、進んで欲しいと思います。