ASPを用いた工事の完成検査を受けましたが、パソコンを用いた検査で、意外と知られていない、ちょっとしたポイントをいくつか紹介します。
 

1.準備するお茶は「常温」で

最初からパソコンとは関係ありませんが、検査に持ち込むお茶(発注者によっては飲まない場合もありますが)は、常温にしましょう。冷やしていると水滴で書類が汚れる場合がありますので。

2.パソコンの電源設定は「ずっとつけっぱなし」に

パソコンの操作を一定時間行っていないとスリープになってしまうので、

コントロールパネル→電源オプション内にあるディスプレイを切る時間やスリープ状態にする時間を適用しないにします。

スリープにする時間

もちろん、スクリーンセーバーもオフにしておきましょう。
デスクトップアイコンの整理も忘れずに。
 

3.パソコンの綴じたとき設定は「何もしない」に

検査中にノートパソコンを綴じることもあると思いますが、ここでシャットダウンやスリープされてしまうと、再開が円滑に行えません。

上記と同じく電源オプション内にあるカバーを綴じたときの動作の選択を「何もしない」にしておきましょう。

カバーを綴じたときの動作


4.PDFの開き方設定は「縮尺100%」に

何も設定していないと、PDFの打合せ簿を開いたときに、幅合わせで大きく表示されてしまいますので、縮尺100%で開くように設定しておきましょう。

AdobeAcrobatの場合、環境設定→ページ表示の中にデフォルトレイアウトとズームという設定があります。このページ設定を100%にすれば、常に100%で開くことができます。 

ページの開き方

5.PDFの拡大・縮小方法

PDFの拡大縮小も検査中にはしょっちゅう必要となります。アイコンで操作するかたもいますが、コントロールボタン「Ctrl」を押しながらマウスのホイールをくるくる回すと、マウスの場所を中心に拡大・縮小されます。これで、テキパキと該当箇所を拡大することができます。
 

6.PDFファイルへのリンクをExcelで作成

ASPから検査用に出力されたフォルダには、PDFファイルが階層に別れて存在します。そこで、ExcelでPDFファイルへのリンクを作成しておくと、該当ファイルを素早く見せることが可能です。

リンクの作成には、フリーソフトを利用すると、一発でできます。あとは体裁を整えればOKです。検索も活用すれば、検査中に慌てることはありません。

PDFファイルリンク