現状、新型コロナウイルス陽性者は発症から10日間程度で現場復帰できますが、濃厚接触者は陽性者との最終接触から14日間隔離となるため、濃厚接触者より陽性者が先に現場復帰という逆転現象となります。
また、現場で多くの方が濃厚接触認定を受ければ、2週間程度現場作業を止めざるを得ない状況となります(認定は各自治体の保健所によって行われます)。
現場を継続するためにも、現場内で陽性者が発生したときに、多くの濃厚接触者を出さないよう下記にご注意ください。

【濃厚接触の基本的な考え方】
必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます(厚労省サイトより)。

【濃厚接触となる陽性者との接触期間】
陽性者の発症2日前から隔離されるまでの期間

【濃厚接触者認定されると】
陽性者と最終接触(濃厚ではなく)した翌日から14日間は健康観察と不要不急の外出は控える。
・期間中にPCR検査にて陰性結果が出ても同様の扱いです。
・ワクチンを2回接種し終わっていても同様の扱いのようです。
・健康状態のチェック等保健所から確認の連絡があります。

【現場での具体的な濃厚接触認定事例】

陽性者と同居(飯場・マンションも含まれます)
自動車内で長時間一緒(マスク有無・時間は自治体の判断によります)
喫煙を共にした(室外・室内・時間は自治体によります)
マスクなしで会話(シチュエーション・時間は自治体によります)

【余談】
アクリル板があっても、特に横の方と会話をする場合は必ずマスクをしましょう。
食事は黙食が基本です。